単焦点レンズはおすすめできます。
キットレンズではまかなえない、超広角ズームや望遠ズームとなると……活躍の場が少ない。「こういう写真を撮りたい」とか「カメラという趣味にハマってしまってもっといろんな写真に挑戦したい」という人じゃない限り、超広角や超望遠は不要なものだし、望遠ニーズがある人は(子供の運動会を撮りたいとか)最初から、ダブルズームキットを買うということにして。
で、買ってみようかなと思える手頃な価格で、1本余計に持って行こうかなと思える携帯性で、標準ズームとは明らかに異なった写真を撮れる、となると、明るい単焦点レンズが一番なのである。
明らかに違うのはボケ。
特に最近は背景が大きくぼけた写真を「一眼レフっぽい」といったり、一眼レフに迫るボケ、的な言い方が様々なところでされるので、以前より「背景や前景が大きくボケた写真」に多くの人が敏感になってるのだ。
以前聞いた話。ミラーレス一眼を買った人が「もっとボケる写真を撮りたいからカメラ買い換えたい」と言ったそうな。言われた人は「いや、ボケるレンズを買えばちゃんとそのカメラでもボケるから」と答えたそうだけど、「レンズを追加で買う人は少ない」と言われるのも分かるエピソードである。
よって、デジタル一眼を買った初心者には、まず手頃な……「F1.8」でそこそこの価格の(そうなると、焦点距離もだいたい決まってくるので)レンズを勧めたい、というわけである。
なんてことない被写体でも、背景がいい感じにボケるだけで気分が出るから。
(記事を一部引用しています)
キットレンズ以外で購入する初めてのレンズは、やはり単焦点レンズがいいそうです。
記事では明るいレンズなのでボケるということを主な理由にしていますが、やはり単焦点はその焦点専用のレンズですので描写性も優れていることがほとんどです。ズームレンズと比較すると一皮むけたようなシャープな画像に仕上がるので、おすすめですね。
ズームレンズですと被写体を大きく撮影したいときに、安易にズームを利用してしまいます。ですが、ズームレンズのズームは被写体を大きく撮影したいためだけに利用するのではなく、画角を変化させるために利用することで、本来の実力を発揮できるようです。
具体的には背景の圧縮効果、被写体などのパースや歪みなどが画角によって変化するため、それを利用した効果的な撮影をすることが本来のズームレンズの利用の仕方と考えるといいのかもしれません。
単焦点レンズだけで撮影をしていると、画角が固定されているため、その単焦点レンズの圧縮効果やパースに慣れます。そのうちそれが規準になっていき、その後にズームレンズを利用すると、ただ単に被写体を大きく撮影するだけでなく、背景の写り方が微妙に違うことに気がついたり、被写体の歪みみたいなものに気がついたりして、画角が違うことでかなり撮影する写真が違うことに気がついたりすることが多いです。
なので、やはり最初に購入するレンズとしては換算35mmや50mmあたりの単焦点を購入し、画角縛りで撮影してみると、恐らくですが撮影が上達するように思いますので、試してみる価値はあると思いますね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181221-00000019-zdn_n-prod
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