ミラーレス売れ筋ランキング
第1位 ソニー α7C ズームレンズキット
第2位 キヤノン EOS R5 ボディ
第3位 ソニー α6400 ダブルズームレンズキット
第4位 ソニー α7S III ボディ
第5位 キヤノン EOS R6 ボディ
第6位 ソニー α7C ボディ
第7位 ソニー α7 III ボディ
第8位 ソニー α7 III レンズキット
第9位 ソニー Cinema Line FX3 ボディ
第10位 キヤノン EOS R6・RF24-105 IS STM レンズキット-CAPA CAMERA WEB
CAPA CAMERA WEBがヨドバシカメラの6月上期の売れ筋ランキングを公開しています。集計期間は6月1日~15日です。ランキングの解説などもありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
ランキングをみると、すべてソニーとキヤノンで埋め尽くされている様子がわかります。1位はBCNランキングでもランクインしているα7Cが1位となっています。もし、すでにソニーユーザだったらレンズを所有しているはずですので、ボディ単体でなく、ズームレンズキットが1位になっていることから、初めてフルサイズ機を購入したいと思う人にも人気になっているらしいことがわかりますね。
メーカ別では、ソニー7種類、キヤノン3種類とソニー圧勝です。センサーサイズ別では、フルサイズ9機種、APS-Cが1機種とフルサイズ圧勝という状況です。
ヨドバシカメラの特殊なランキング
当サイトではランキングを紹介するときに何度も記述しているのは、カメラ専門店のみを対象にしたランキングと、より多くの一般店を対象にしているランキングの違いです。ヨドバシカメラはカメラという名称がある家電店で、さらにカメラ専門館などもありますので、どうしてもプロフェッショナル、ハイアマチュアの動向が強く反映された内容になりがちです。
なので、上位には高額なフルサイズミラーレスなどもランクインしているわけですが、そのランキングでソニーが圧勝という状況になっているのは、非常に興味深いと思いますね。つまり、ハイアマチュア、プロフェッショナルもソニー機を購入している可能性が高く、それは、キヤノンやニコンから乗り換えている人も多いだろうことを意味していることになります。
性能もよくなり、レンズも充実し、サードパーティー製のレンズも増えてきたということであれば、既存の資産を売却してソニーに乗り換えたいと思う人も理解できるところです。
ランキングからはキヤノンはまだ踏みとどまっている状況だと考えることができますが、残念なのはニコンがランキングにまったく登場していないことですね。ニコンはNikon Z 6IIやZ 7IIを発売していますが、それぞれ旧機種からの進化が限定的だったことから、改めて買い換えする必要がないと考えている人も多いと思います。そして新たに購入しようとする人も、いまあえてニコンを選択する理由は乏しいと考えられるため、ニコンとしてはじり貧になってしまっていると思いますね。
ニコンはZ 1の開発を発表しています。そこでどのようなカメラを発売できるのか、そしてZ 6IIとZ 7IIの後継機種の早い発売と、APS-Cの廉価機、フルサイズの高解像度版も望まれていると思います。
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コメント
コメント一覧 (4件)
この2社は圧倒的ですね。
ボディとレンズのラインナップも豊富ですから購入後の楽しみもあります。
将来性もありますからね。
高いカメラを買う人達は将来性も考えてメーカーを選んでいるのは確かだと思います。
二強になってしまいました。
デジタルはEOSへ切り替えたとは言えフィルムは使用回数が減少しましたが今もユーザーなので寂し限りです。三強で切磋琢磨して欲しいです。
ニコンはプロやハイアマやエントリー層にも買ってもらえてないというのは本当にマズい状況だと思います。
Z 9に注力してるのはわかりますがさっさとキヤノンR5/R6に対抗できるクラスの機種も出さなければ、Z 7II/Z 6IIでは力不足、魅力不足なのは結果が出ています。
またレンズラインナップの仕方も下手で、キヤノンが上手すぎるだけかもしれませんが同時期にフルサイズミラーレスを始めたのにこの結果の違いは残念すぎます。
経営陣はこの現状を見て猛省してほしいですね。
ニコンはキヤノンとソニーをライバル視してますがキヤノンとソニーの眼中にニコンはもういないのでは?
Z6Ⅱ Z7Ⅱのマイナーチェンジは商業的に失敗。安価にしたがZ6とさほど変わらないZ5も商業的に失敗。
Ⅱ6 7Ⅱをフルモデルチェンジしていれば違った結果になったでしょう。