キヤノンが廉価なフルサイズミラーレスを投入か
EOS R3のあと、キヤノンは新しい”お手頃な”RFマウントカメラを導入する
キヤノンEOS R3が発売され、サプライチェーンの問題が正されたあとに、キヤノンは廉価なRFマウントカメラのラインナップに注力すると聞いている。
EOS RPの後継機種が登場する。これは明らかにRFシリーズのエントリークラスの新しいカメラになる。このカメラの価格設定はとてもアグレッシブなものになるだろう。
RFマウントAPS-Cセンサーを搭載したカメラもまた”準備中”だ。これは価格的にEOS RPの後継機種より高く設定され、そしてそれはRFマウントシリーズの中で最も小さいカメラになるだろう。
行間を読むと、APS-C RFマウントカメラは多くの人が来たいしているEOS 7Dシリーズの後継機種にならないとみられる。私が行間を間違って読んでいるかもしれないが、しかし現時点ではそのように感じている。個人的にはEOS M6 Mark IIやEOS M5のRFマウント版の後継機種のほうが、7Dのミラーレスバージョンよりも現在の市場では大きく売れるだろうと考えている。
キヤノンが廉価なフルサイズミラーレスに注力しているようです。記事によれば、キヤノンはEOS R3の後に廉価なフルサイズミラーレスを発売する可能性があるようです。立ち位置的にはEOS RPの後継機種になる可能性が高いようですね。そして、その価格はかなり挑戦的なものになる可能性があるようです。
そもそもEOS RPはかなりの破格値で発売されていたカメラでした。価格.comの初値では15万5999円となっていて、記事執筆時点での最安値は10万4413円になっています。本体のみですが、フルサイズミラーレスが10万円で購入できるというのは素晴らしいと思いますね。そのためか、価格.comでも、現在ミラーレスカメラの売れ筋ランキング9位になっています。
そのため挑戦的な価格と言われると、最低でも前回と同じ15万円台、またはそれ以下の価格を期待してしまいますよね。ただ、ボディ内手振れ補正の有無と、動画撮影機能がどの程度か?というところが気になるところではないのかな?と思います。
APS-Cセンサー採用のRFマウント機の噂も
記事では、さらにRFマウントを採用したAPS-Cミラーレスの噂もあるようです。しかも、「準備中」とまで記述されていますので、かなり確度の高い情報なのかな?という印象です。
もしEF-Mマウントを残す場合、廉価な製品はEF-Mで、プロフェッショナルやハイアマチュア向けにはRFマウントのAPS-Cミラーレスというのは、経営的に許されるのであれば理にかなっていると思います。
エントリークラスのカメラを購入する人のほとんどは、標準ズームと望遠ズーム、そして単焦点またはマクロを1本か2本買い増すかどうかというぐらいでしょうから、既存のEF-Mマウント用レンズでも十分だと思います。
問題はAPS-C用のRFマウントレンズをどれだけ発売するか?ということだと思いますが、特にハイアマチュア、プロフェッショナルであえてAPS-Cを選択することを考えると、レンズの需要はある程度は固定されるでしょうから、需要の高いものを優先的に発売するか、フルサイズ用のレンズを流用してもらえばいいのだろうと思いますね。
ソニーはα7シリーズが最も廉価な機種になるわけですが、旧機種を作り続けることで値下げさせ、それを廉価機種代わりにしている側面があると思います。キヤノンはまだ機能的に十分な普及機を投入していないので値下げをまってもらうことはできないので、あえて廉価な製品を投入せざるを得ないのかな?とも思いますね。実際にはどのような製品になるのでしょうか?
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コメント
コメント一覧 (2件)
EOS-Mの現在のレンズからいえば、さすがにRFマウントのAPS-C上級機が必要だと思えます。7DやD500は商業的には成功しなかったと聞いたこともあり、確かに難しいのかもしれませんが、しかしM6markⅡのような、と言われると寂しい気がします。ダブルスロットや縦位置グリップ等の要望はあると思われますし、いっても90Dクラスは必要ではないでしょうか。そして現在、APS-Cの3200万画素はキャノンのみですし、どうもソニーもニコンもAPS-Cの高級系には及び腰的な感もある(特にセンサーへの投資)気がするので、優位性もあるように思えます。
世界ではどうかという問題はあると思いますが、BCNのランキング50位まででは、90Dが34位と41位に出てきて、M6は出てこない状況です。Kiss系はより上位に出てきますが、ニコンでもD7500は出てきますので、上級もそれなりに戦えるのではと思います。
キヤノンはユーザーには優しい会社で今までに高機能廉価版のカメラを
出しては他社ユーザーを取りこみそれ以降、市場価格を下げるという事を
繰り返してきました。
今回もそうなってくれれば嬉しいです。
RFマウントのAPS-Cカメラはキヤノンは出したくないと思います。
少なくともRFマウントのAPS-C用レンズは出さないと思います。
将来を考えれば一つのマウントに二つのフォーマットは混乱の元です。
元々、APS-Cフォーマットはフルサイズセンサーが高価だった時代の妥協の
産物なので将来混乱の元になる事はしたくないでしょう。
小型軽量安価なレンズを出す必要があると思いますがコシナのように小型でも
高性能なレンズは作れるのでAF化の困難さはあると思いますが RF50 f1.8 を
見る限り出来そうです。
まぁコシナも安価軽量とは言えませんが。
また超望遠では思わぬ方向で小型軽量を実現しました。