富士フイルム用カメラの偽バッテリーが流通
「FUJIFILM Xシリーズ」/「FinePixシリーズ」
充電式リチウムイオンバッテリーの模倣品についてのお知らせ富士フイルム株式会社
平素より当社デジタルカメラをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
以前より、当社では当社デジタルカメラをご使用いただく際には、当社純正品の充電式リチウムイオンバッテリーのご使用をお願いしておりますが、このたび、当社ロゴ等を不正に使用して当社純正品と外観が非常に似ている模倣品が、海外のみならず日本国内の通信サイトでも出回っていることが確認されました。
模倣品は、当社純正品とは形状が異なるものや、保護装置などの安全機構が十分でないものが多く、このような模倣品を使用、または充電しますと、デジタルカメラが正常に動作せず、故障の原因になる可能性があります。また、異常な発熱、液漏れ、破裂や火災等の原因になる場合もあります。その場合、デジタルカメラが破損するだけでなく、火災や火傷等の重大事故が発生する恐れがあります。
このような模倣品の充電式リチウムイオンバッテリーに起因する事故、あるいは故障につきましては、当社は一切の責任を負いかねますのでご了承願います。
当社デジタルカメラをご使用いただく際には、当社が性能や安全性に十分配慮している当社純正品の充電式リチウムイオンバッテリーのご使用を改めてお願いいたします。
今後とも当社製品をご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
見分けは不可能?
富士フイルムが富士フイルムカメラ用のバッテリーの模倣品が流通していると警告しています。どのようなバッテリーが流通しているかの具体的な製品名はでていないのですが、XシリーズとFinePixシリーズの模倣品がでているというプレスリリースですので、ほとんどの富士フイルム製品が該当する可能性があるので注意が必要ですね。
しかも、今回タチが悪いのは、富士フイルムのロゴを不正に使用して、外観が非常に似ているのだそうです。ということは、ネットはもちろんですが、店頭で購入する製品についても見分けが付かない可能性が高く、かなり気をつけて購入しなければならないと思いますね。
富士フイルムには、もし製品を見分ける特徴などがあれば、その見分け方を教えて欲しいなと思いますが、もしその特徴を公開すると、今度は模倣品を作る側がそれに対応してくる可能性があるので、そのあたりを公開することについては賛否が分かれるかもしれません。
とりあえず対策としては、今はフリマやマーケットプレイスなどの個人間での売買に近いようなものは避けるということと、さらに国内の通販サイトなどでも流通しているとしていますので、あまり有名でないようなサイト、通常の製品と比較してかなり安い価格になっている製品などで購入することは避けたほうがよさそうです。
こうなると、もうどの製品が本物か偽物かわからないので、初めから互換品として販売されているものに手を出したほうが安心なような気にもなりますよね。でも、互換品も品質に問題がある可能性もありますし、カメラは高額なのでバッテリーが爆発したら高額な修理費になる可能性もあるでしょうから、やはり信頼できるショップや富士フイルムのオンラインショップで純正を購入するしかないのかもしれませんね。
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コメント
コメント一覧 (2件)
純正品と見分けが付かないと言うことは純正品並みに高く売りたいから
模造品を作るわけで互換品では高く売れないからでしょう。
富士が売れている証拠ですね。
以前キヤノンでは模造バッテリーと模造レンズの見分け方を公表してい
ましたね。
ロゴの位置が少し違うなど、分かりにくかった記憶があります。
私の写真講座でも注意喚起を行なっています。私自身写真専門店を営みながら写真講座を受け持っていますので、我田引水では有りませんが、メーカーから直接仕入れて販売されている専門店を利用するよう注意されたほうが良いと思います。模造品が出回るということは、それだけ市場占有率も高いということで、反面喜ばしいことかもしれませんね!