Nikon Z 7IIのDxOMark値が公開
DxOMarkがNikon Z 7IIのベンチマーク結果を公開しています。具体的には上記のような数値になります(画像クリックで拡大します)。
DxOMarkはカメラ界隈で最も信頼されているカメラの画質に関する指標を提供するサイトの一つで、カメラ本体やレンズの画質に関する多くのベンチマーク結果を公開しています。そして今回はNikon Z 7IIのベンチマークが公開されたようですね。
その結果によると全体スコアで100スコアを獲得し、フルサイズセンサーを搭載したカメラとしてはNikon D850とα7R IIIとならび1位を獲得したということになります。
Sportsの値が急上昇
上記で引用した下の画像をみてもらうとわかると思いますが、恐らく、D850とZ 7、Z 7IIは画素数も同じですので、同じセンサーを利用しているのだろうと思われます。
D850とZ 7では、ポートレート、ランドスケープ、スポーツのそれぞれがほとんど同じになっていることがわかりますね。
そしてソニーのα7R IIIなどと比較すると、ニコンはスポーツの項目がやや弱いことがわかります。このスポーツという項目の数値は、例えば動きのある被写体を撮影するためには被写体ブレを押さえるためにらシャッター速度を早くする必要があるわけですが、そうするとISO値を高めにする必要がでてきます。ISOを高く設定するとノイズが増えるわけですが、このノイズが許容できるレベルのISO値の数値を表したものになります。
つまりISOの数値が高ければ高いほど高感度耐性に強いということになり、それがセンサー性能やイメージプロセッサのノイズ除去性能が高いことを意味しています。
ニコンのセンサーは過去のどのセンサーでも、Sportsの項目の数値が低く、つまり高感度耐性に弱い傾向があったのですが、今回は恐らく同じセンサーにも関わらずSportsの項目がかなり改善しているので、イメージプロセッサの能力がかなり改善しているのかな?というように感じています。
その他の項目は他のメーカと比較して遜色ない数値になっているので、Sportsの項目が改善するとかなりスコア的には向上する可能性があるのかな?と思いますね。
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