EOS R3とEOS-1D X Mark IIIとのサイズ比較
PhotoRumorsがEOS R3とEOS -1D X Mark IIIとのサイズ比較画像を公開しています。記事では、その他、Nikon Zなどとの比較もありますので、すべての画像は記事元リンクからご覧ください。
まだ発売されていないカメラなのになんでサイズの比較ができるの?と疑問に思うかもしれません。ですが、大きさが特定できる何かがカメラに写り込んでいれば、その特定できる何かのサイズから比較をすることが可能になります。
どのようにサイズの比較をしているのか
上記の写真をみればわかると思いますが、カメラのサイズを特定できそうなものが二つ写っています。
一つはセンサーです。どちらも同じセンサーサイズになっているはずですので、その写り混んでいるセンサーのサイズが同じになるよう、どちらかを拡大したり、どちらかを縮小させたりすれば、それによって同じ縮尺にすることができます。そして、その画像を横に並べれば上記の画像のように比較ができるということになりますね。
もう一つはマウント径です。マウントの口径は決まっていますので、画像に写り込んでいるマウント口径の比率を、実際のマウント口径の比率になるように、同じようにどちらかを縮小したり拡大したりして合わせれば、同じ縮尺にすることができます。
たぶんセンサーでやったほうが簡単そうですね。センサーサイズが同じになるまで拡大するか縮小すればいいだけですから。
では実際の画像をみてみます(上記の画像クリックで拡大します)。みると全体的に小型化していることがわかりますよね。特にEVFになったためか、ペンタプリズムを内包するいわゆる軍艦部がかなり小さくなっていることがわかります。これはペンタプリズムを設置することなく自由にファインダーを設置することができるため、比較的設計に余裕がでているのだと思いますね。なので、なで肩のようなデザインになっていて、ちょっと近未来に感じるデザインとなっています。
またフランジバックが短くなっていることから、EOS R3のほうはEOS-1D X Mark IIIよりマウント部がのっぺりとしているというか、平面になっていることがわかりますよね。EOS-1Dのほうは前面に繰り出すようにマウント部が飛び出しています。
そう考えると、ペンタプリズムやペンタミラーが不必要になったということが、かなりカメラの小型化に寄与しているのかな?という印象です。プロフェッショナルなカメラマンの人にとっては、このぐらい小さくなると持ち運びがかなり楽になるのではないでしょうか?
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コメント
コメント一覧 (1件)
他と比べて確かに小さいですね。OMDSのE-M1Xと同じぐらいでもあるようですね。価格的に買える値段ではないと思っていますが、やはりキャノンは攻めていますよね。こうなってくると(少しズレて申し訳ないですが)、APS-CのR7はこれよりも小さくなってきますよね(普通に考えたら?)。こちらもまだわからないですが、さすがにR3よりR7の方が安く、3200万画素の堅牢な高速連写機であるとすると、個人的にはそっちを期待してしまいます(元々ケチで、そう言っていたわけですが)。RF100-500mmは160-800mmになり、Mフォーサーズサイズでも2100万画素ある計算になり、換算1000mmですし。