今後のニコンのAPS-Cカメラはどうなる?
DPREVIEWがニコンの大石氏とのインタビュー記事を掲載しています。以下は、機械翻訳したものを一部引用しています。画像はNikon Z 50です。
DXフォーマットのZマウントラインをどのように構築する予定ですか?
DXフォーマットの市場セグメントはスマートフォンの人気の影響を受けていることは事実ですが、販売は中流階級のカメラに対する安定した需要があることを証明しています。より高品質な画像を求めるユーザー層が存在することを認識しており、現在、ZマウントシステムのDXフォーマットのカメラとレンズの数は限られていますが、カメラとレンズの両方のラインナップを強化する予定です。私たちの目標は、より多くのお客様のニーズを満たすシステムを作成することです。
より多くのDXフォーマットレンズが計画されており、将来的にも可能性が高くなります。40mmや28mmのような今後のFXレンズは、より手頃な価格のレンズであり、実際にはDXユーザーを念頭に置いて設計されています。また、現在のロードマップに記載されているDXレンズは少ないかもしれませんが、常に市場のニーズを評価し、それに応じて対応しています。皆様からのフィードバックをお待ちしております!
現時点でニコンにとって最も重要な市場セグメントは何ですか?
プロや愛好家向けの中高級品を中心にラインナップを展開・拡大し、レンズの投入を拡大しています。また、プロ向けのソフトウェアやアクセサリーを含めたシステム全体を強化することで、お客様の満足度をさらに高めることを目指しています。ただし、エントリーレベルのモデルの重要性を認識しており、今後の市場動向に留意しながら検討を続けていきます
インタビューでは、DXフォーマット(APS-Cセンサーを採用したフォーマットのニコン独自の呼び名)のZマウントシリーズについて記述されています。
まず、ZマウントのAPS-Cセンサー搭載のカメラはレンズの数は少ないが、今後はカメラのレンズの両方でラインナップを拡充する予定だということを認めています。なので、今後はAPS-Cセンサー用のカメラとレンズのさらなる拡充も期待できそうです。
今のところ噂になっているのは、Nikon Z 50より下に位置するNikon Z 30や、Nikon D500の後継になるような機種についての噂もあります。ニコンのAPS-Cミラーレスを購入したいと考えている人にとっては朗報となるかもしれません。
廉価な機種は発売されるのか?
ただ、少し気になる記述があります。上記の引用した内容には「販売は中流階級のカメラに対する安定した需要があることを証明しています」とあります。ニコンは利益率重視の経営戦略になっていて、販売数を追わないことを明言しています。
そのことから、このコメントは合致するもので、そう考えるとスマホに影響を受けるような製品は販売しないという可能性も考えられます。なので、上記の噂からいえば、Z 30よりもD500の後継機種のほうが可能性が高いようにも思えます。
ですが、別の質問では以下のような返答があります。
「エントリーレベルのモデルの重要性を認識しており、今後の市場動向に留意しながら検討を続けていきます」
この発言だけを切り取ると、ニコンはエントリークラスのカメラについても、今後は検討していくことを続けるということになり、将来的には廉価なカメラの発売についても期待できそうです。
この二つの発言から考えると、たぶん中高級機に注力するも、今後は市場の動向を見てエントリークラスのカメラも発売するということのように受け取れます。なので、しばらくはニコンから発売されるカメラは比較的に高価格なカメラが多くなるのかな?という印象ですね。
そうすると終売になっているD5x00やD3x00のエントリークラスの一眼レフがどのようになるのか気になりますし、噂されているZ 30も思ったより廉価な機種ではなく高価な機種になる可能性もあり、なかなか判断が難しいなという感じです。
今後のニコンからの新製品はどのような製品が発売されるのでしょうか?
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