パナソニック、マイクロフォーサーズ製品の新製品について明かす
CP+で各カメラメーカのパネルディスカッションが開催されました。その中でもパナソニックが、今後の新製品について様々な情報を提供してくれていたので報告します。
https://www.youtube.com/watch?v=3tNeTDhXQno
上記の動画からパナソニックに関係する部分のみ抜き出しています。要約しているのでニュアンスが異なる可能性がありますので、正確には上記の動画をご覧ください。
・小型軽量シリーズ 手頃感のある価格で85mmに続き50 35 24mmを展開予定
・APSには参入していないが3つのフォーマットで同じ設計のレンズを様々なセンサーに応用できる可能性がある・GH5の後継機種について検討を確実に進めている
・これに合わせた画期的なズームレンズ、単焦点レンズもマイクロフォーサーズ用のレンズを検討しているので期待して欲しい・写真、動画の記録だけでなく表現として作るクリエイターの人に最高のパートナーとして最高の道具を提供できるようにカメラとレンズを作る
・85mmに続き50 35 24mmの両サイドの単焦点レンズを発売していく
ディスカッションでは、まずフルサイズ用の廉価な単焦点レンズとして、先日発表された85mm f/1.8に続き、50mm、35mm、24mmのf/1.8のレンズを検討しているようです。これらは小型なS5に併せて発売という思惑もあるようですね。さらに、85mm、24mmの両サイド、たぶん20mmや100mmあたりの単焦点レンズも発売される可能性があるようですね。
期待されているGH5の後継も検討
ディスカッションでは、ネットで噂されているGH5の後継機種についても検討していることを認めています。さらに、マイクロフォーサーズ用の単焦点レンズも検討しているようで、まだマイクロフォーサーズ市場へコミットしていくことを強くイメージさせる内容となっています。
また、パナソニックはAPSセンサーのLマウントの話もしていて、もしそれが発売されたらLマウントAPS-Cセンサー用のレンズを、そのままマイクロフォーサーズ用として発売するということも可能になるというような発言もしています。
確かにLマウントにはAPS-Cセンサーは実現可能でしょうから、マイクロフォーサーズ、APS、フルサイズと複数のカメラを別マウント(フルとAPSは同じLマウント)で維持するということも可能かもしれませんね。
このあたりは単独では無理かもしれませんが、マイクロフォーサーズとはオリンパス(現OMデジタル)と規格を共有していますし、フルサイズとAPSはLマウントでシグマとライカとのアライアンスがありますので、案外、低コストでこの3フォーマットを維持できる可能性もありますので、かなり期待できそうです。
今回のディスカッションは、マイクロフォーサーズユーザーにとってはかなりの朗報なのかな?と思いますね。パナソニックの関与が残るのはいいことだと思います。
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コメント
コメント一覧 (2件)
先日のPHILEの売れ筋ランキングで元の各店のランキングも載っている詳細のPDF資料の中に、パナソニックの製品はなく、たまたまなのでしょうが、少し心配な感があります。その中でAPS-Cも出してとなると、力が分散してしまってよくないのではと思ってしまいます。
2マウント維持は、キャノン(EF-MとRF)でさえ止めるべきとの意見も多く、完全2マウントはフジがそうでしょうが、そのフジはフルサイズを持たずで、2マウントは完全に差別化しています。キャノンのHPでは、キャノンAPS-C(✖1.6)とマイクロフォーサーズセンサーとの比較の図が載っていますが、個人的にはあまり差のないように見えます(縦横比の違いも影響しているような)。パナソニックがLマウントでAPS-Cを出し、レンズをフォーサーズと共用的な形にするなら、APS-Cとフォーサーズの差別化がレンズで希薄になり、大は小を兼ねる的な点からもフォーサーズにより不利になるのではないでしょうか。LマウントAPS-Cは、上にフルサイズがあり安心してください的なこともあるわけですし。
パナソニックには頑張ってほしいですが、今後どうなるのかよくわからない状況のような気がします。
このような記事を読むとマイクロフォーサーズマウントでAPS-Cセンサーを載せて欲しくなります!
海外メーカーの動画機では有ったかもですが、G9pro後継機でAPS-Cまで拡張したセンサーを載せたら面白いです。