Nikon Z 50の価格動向調査
ニコンのNikon Z 50の価格動向調査です。
価格.comによればNikon Z 50ダブルズームキットの最安値は12万4130円、平均価格が14万2607円になっていることがわかりました。特に最安値に関しては、これまでの最安値を超える価格になっていて、かなり値下がりしていることがわかります。なので、価格的には十分にこれまでの最安値付近に達しているので、いつ購入してもいいような価格にはなっています(一時的にかなり低価格の価格設定をしたショップがあったようですが、そこまでは達していません。誤入力の可能性もあります)。
Nikon Z 50は、それほど安い価格のカメラではないので、この価格で価格.comのミラーレス一眼で26位というのは、健闘しているのかな?という印象です。しかしα6400のダブルズームキットや富士フィルムのX-S10などはZ 50よりも同価格帯で上位に入っているので、それを超えるぐらいの製品でないと駄目なのかな?と思いますね。
今後の価格は安くなるのか高くなるのか?
今後の価格が下がるかどうか?ということですが、完全に予想することは不可能ですので、価格に影響を及ぼしそうな要因について考えてみたいと思います。
まずは価格が上昇する可能性のある要因について考えてみます。
最初は今後の製品供給能力が少なくなり、市場在庫がなくなり価格が上昇する可能性です。最近のニコンの低価格商品は、在庫調整を行っているのか数ヶ月に一度の割合で市場在庫が少なくなり、価格も上昇し、しばらくすると製品の在庫が戻り、再び価格が下がりはじめるというサイクルを繰り返すことが多くなっています。なので、Nikon Z 50の在庫が少なくなり価格が上昇するリスクというのは、いつもあると思います。
さらに新型コロナウィルスの冬の第三波の蔓延で、サプライチェーンに問題が発生する可能性や、世界的な半導体不足でカメラの製造に必要な半導体が不足するリスクもあります。そのためじわじわと製品の供給が滞る可能性があり、これは製品価格の上昇につながる可能性があります。
ですが、逆に価格が下がる要因として、新型コロナウィルスの影響でカメラ市場は半減するような状況が続いています。製品の供給がある程度少なくなっても、需要も同時に減っているので、これは価格を押し下げる要因に働くと考えられます。
一番考えられるのはキャッシュバックキャンペーンが開始され、製品価格が見かけ上、急落する可能性はあります。ですが、いまニコンは赤字を抱えている状況で、キャッシュバックキャンペーンの原資をどこから持ってくるのか?ということが問われる可能性が高いと思いますね。キャッシュバックキャンペーンをやってまで販売して、そしてキャッシュバックキャンペーンをしなったときよりも利益を得られるかどうかがカギとなると思いますが、たぶん市場が縮小している状況ではマイナスにしかならないのではないのかな?と思います。
個人的な考えですが、もし購入を検討している場合には、キャッシュバックキャンペーンの開始をまって購入するのが最もベストだと思います。キャッシュバックキャンペーン開始後に価格がどうなるかを様子をみて、上がる兆候が見受けられたら購入し、キャンペーン開始後でも下がるようだったら様子見が一番いいのかなと思います。
ですが、単純に今の価格はこれまでの最安値に近い価格まで値下がりしていますので、購入を検討している人は迷わずに購入していい状況になっているとは思います。
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コメント
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「迷う理由が“値段“なら買え、 買う理由が“値段“ならやめておけけ」という名言があります。
安いから買うなんてのはやめたほうがいいということ