Nikon Z7ボディの価格調査です。
Nikon Z7ボディは前週比-8036円で、価格が続落しています。グラフをみると継続的に価格が値下がりしていることから、ある程度、需要が一巡し、主に激安ショップ系同士の価格競争で、値段が少しずつ値下がりしているという状況になっています。その下落率は、だいたい1日あたり500円ね値下がり幅になっていることから、価格に対して約0.15%ずつ毎日下落していることになります。現在の最安値は35万1930円になっており、売り出し価格からすると4万円ほど安くなっていることになりますね。
ところで価格の下落はいいのですが、在庫状況が少し面白いことになっています。まず、在庫ですが主にかなり安く販売している激安系のショップには在庫があるのですが、大手カメラ販売ショップや有名家電販売店などでは、多くのショップで在庫なしになっているのです。
具体的な名前を挙げると、有名ショップとしては、カメラのキタムラ、三星カメラ、フジヤエービック、ビックカメラ、コジマ、ヤマダ、ジョーシン、ソフマップなどで在庫が無いということになっています。
なぜこうなっているのか理由はわからないわけですが、想像するといくつか考えられそうです。
まずは大手有名店では、未だに予約時のバックオーダーを抱えていて、そのため在庫なしの状況が続いているというパターンです。昔からの販売店ですと店員にお客がついていたり、ポイント還元の仕組みがあったりして、購入する店舗が決まっている場合があります。他にもかなり高価ですので、近くに実在する店舗があるお店がいいとか、所有しているカメラを中古として販売するので下取りをしたいので店舗に持ち込みたいという理由などもあると思います。そうすると、有名ショップが多くのバックオーダーを抱えて、まだすべての人をさばけていないという可能性はありそうです。
もう一つは激安系のショップの一部には、自社サイトに人を呼び込むため、わざと在庫有りの表示にしておいているというパターンがあります。在庫がなければそのショップのサイトに行く必要がないわけですが、価格.comの表示で在庫ありにしておけば、サイトのほうでは在庫が無いという記述にしておけばいいので、それで集客することが可能になります。
最後に、”取り寄せ”を”在庫有り”にしているパターンです。店舗によっては、在庫ありにしておいて、”メーカ在庫”という表示で、ようするに取り寄せになるわけですが、そのように販売しているショップもあるようです。こうすることで店舗に在庫がなくても販売できてしまいますし、店舗は在庫を抱える必要がないのでリスクも少なく商品を販売できるということになります。このようなショップの一部には、購入後はキャンセルできないように案内している悪意のあるショップもあるようで購入時には注意が必要です(法律的には在庫有り、即納という条件で購入を決意したので表示上問題がありキャンセル可能だと言われているようです)。
いずれにせよ大手ショップのほうが在庫が無しになっている店が多いということで、入荷待ちで手に入らないという人は一定数いるようですね。
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