噂サイトはここのところしばらく静かだった。そう昨日まで。よい情報筋がキヤノンの2021年のカメラの計画について明らかにした。
・高解像度RFカメラ
これは長いこと噂されてきていて、EOS R5が登場する前から、このカメラについて話してきた。キヤノンはEOS R5の解像度より少なくとも2倍のRFマウントカメラをリリースするだろう。私は新しいセンサーには”キヤノンの新しい技術を利用するだろう”と聞いている。
・APS-C RFマウントカメラ
これも長い間噂されてきたカメラで、ここ数ヶ月にわたり何度も取り上げられてきたニュースだ。情報筋は新しいAPS-CのRFマウントカメラは、直接的にスポーツ、自然撮影、動画向けのカメラになるだろうと主張している。
・二つの新しいエントリーRFマウントフルサイズミラーレス
私はキヤノンがRFマウントのラインナップにあるEOS RとEOS RPの後継機種を同時に発表する計画があると聞いている。
最初のカメラは、キヤノンがこれまで製造してきたカメラで最も廉価なフルサイズミラーレスカメラになり、発売されたEOS RPよりも下になるようだ。
2台目のカメラはEOS RPの後継機種とEOS R6に位置するカメラになるだろう。いまだ価格は明らかになってはいないが、それらの価格はそれぞれ899ドルと1499ドルになるかもしれないとみている。
発表のタイムスケジュールは不明だ。情報筋は日本におけるせ遺贈の問題が続いているため、発表が延期されるかもしれないと述べた。
・EOS R1フラッグシップモデル
だれしもが待望していたカメラが2021年にお目見えし、実際に今年に購入できるかどうかは明らかになっていない。同じ情報筋から今夏の東京オリンピックに向けて披露されるだろうと述べた。
(記事を一部引用して意訳しています)
2021年に発表が予想されるキヤノンカメラの噂
CanonRumorsがキヤノンの今年の新製品の噂について報告しています。
詳しくは上記で引用した内容になるわけですが、ものすごい数のカメラの発表が予想されているのですね。かなりたくさんな内容で驚きました。まとめると以下のような感じになります。
・EOS-1D X Mark IIIのミラーレス版
・高解像度版EOS R5
・EOS Rの後継機種
・EOS RPの後継機種
・RFマウント採用のAPS-Cミラーレス
上記には記述されていない表現もありますが、過去にでまわっていた噂から補完すると上記のような内容になるものと思われます。
これをみると、かなりたくさんのカメラが今年に発表するかもしれないということですよね。ちょっと驚きです。フルサイズのカメラが1年で4機種も発売されたことっていままであったでしょうか?さらに同じマウントのAPS-Cミラーレスも発売されるということですので、かなり珍しい状態になっているらしいことがわかります。
たぶん、実際には去年に発売されているはずだったものだったり、東京オリンピックが1年の延期になったことと、EOS R5でかなり優秀なAFが実現できたということもあってスポーツ撮影向きのモデルも前倒しで投入しようといった動機が働いているのかな?という印象です。
再びスケジュールが狂う可能性も
ですが、日本政府は再び新型コロナウィルスの影響で非常事態宣言を実施しようとしています。これによって様々な企業活動が制限される可能性があります。なので、もし仮に噂が正しかったとしても実際に上記のような数のカメラを実際に発表できるかは未知数になってきていると思いますね。
そして当サイトでも何度も取り上げていますが、旭化成マイクロシステム工場の火災で、様々なLSIなどが入手しにくい状況になっている可能性があります。そのため、代替製品を他の工場から供給を受けなければならない状況になっている可能性があります。その代替製品確保のために時間がかかる可能性もあります。そして、もし海外からの供給だとすると、この非常事態宣言により東京から海外へ渡航というのは企業としては難しい状況ですから、その製品の手配や検品といったものもできなくなる可能性があります。
そのため実際に予定通りに生産ができるかどうかというのは、かなり難しい状況になってしまう可能性があるのかな?と危惧してしまいます。
ただでさえカメラ市場は大変なことになっているわけですが、新型コロナウィルスですとか、工場火災ですとか、本当に大変な状況ですよね。大きな影響がないことを祈りたいです。
(記事元)https://www.canonrumors.com/canon-cameras-that-were-told-are-coming-in-2021/
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コメント
コメント一覧 (2件)
今年のキヤノンは怒濤の勢いですね。
899ドルの廉価機は RF50f1.8 と組み合わせで10万円を少し超え程度の
レンズキットが出てきそうです。
デジタルカメラ市場が縮小の悪化を辿る過程では、常に市場を刺激し続ける(新製品を適当な時期に投入ができる)メーカーしか生き残れないはずです。反面ライカのようなメーカーもありますが、果たしてこの生き残り競争の中で、キヤノンはさておき、フイルム時代の二強と言われたニコンはどういう道のりを辿るのでしょうか、日本のライカ?として生き延びることができるのでしょうか!?