最初に登場したとき我々はオリジナルのNikon Z 6の大ファンだった、そしてニコンは特に価格という点において、とてもよいオールラウンドなカメラとしてZ 6IIも作り、十分なアップグレードを追加するといういい仕事を成し遂げた。
2000ユーロ以下(ボディ単体)で、とても美しい画像を生成できる能力のあるフルサイズミラーレスカメラを手に入れ、それは低照度でも十分に機能し、使い勝手もよいものだった。メモリカードスロットが追加されたことは、以前に指摘されたZシリーズがハイアマチュアやプロフェッショナルには向いていないのではないかと指摘していた人々を不安の多くを和らげることができた。
とはいっても、AFが改善されたとはいいながら少し残念な点があり、それはいまでも速い動作をしたり速く移動する被写体に理想的なカメラではないということだ。それは、このような種類の撮影をするときにみかけるニコン自身の一眼レフの本当のライバルは、ニコンのミラーレスにはまだ無いということを意味している。また、ソニーや、特にソニーのライバルとなり、もう一眼レフは不要だと証明したEOS R6があるキヤノンの本当のライバルとなるようなカメラもない。
(記事を一部引用して意訳しています)
Nikon Z 6IIレビュー
PhoroGraphyBlogがNikon Z 6IIのレビューを掲載しています。
記事はかなり辛辣な内容になっています。記事によればNikon Z 6は登場時には素晴らしいカメラで、そしてそこから順調にマイナーチェンジしNikon Z 6IIも素晴らしいカメラだとしていますが、残念ながら速く移動する被写体については苦手であることが弱点であると指摘されていますね。
そして、ニコンの一眼レフのライバルとなるミラーレスがニコンにはないという表現がなされています。ということは、速く動く被写体などについては、まだまだ一眼レフのほうが向いていると述べているように受け取れます。
さらに価格差はあるので単純に比較はできないけど、キヤノンはEOS R6で一眼レフが不要になったことを証明したと記述されています。つまりEOS R6の被写体追尾、被写体認識能力はキヤノンの一眼レフを超えたか、または同等になっているということを述べているのだと思われますね。
そうなると価格の差はあるけれども、ニコンは他社のミラーレスに被写体追尾能力は劣っているばかりか、ニコンの一眼レフにも劣るという評価を得たということになり、このあたりはかなり厳しい評価になってしまっているということが言えるのかな?という印象です。
負のサイクルを繰り返している?
あくまで個人的な感想ですが、ニコンはカメラなどのイメージング事業と半導体露光装置などの精機事業の2本立てというような状況だったと思います。ですが、半導体露光装置は外国メーカに追い越されいまはじり貧の状態になりつつあります。半導体露光装置については、新技術に投資したも見合う利益が得られないとして海外勢に対抗する新技術の研究開発をやめてしまったと記憶しています。
カメラ事業についても、資本を投下してもっと研究開発を促進させたいと思っているとは思うのですが、同様に、カメラ事業の縮小て赤字になってしまったこともあり、なかなか研究開発費を投資できないという商況になっている可能性も考えられそうですよね。
そうすると次に発売される製品は凡庸な製品になり、さらに他社の技術から遅れることになり、そして製品が売れなくなり、さらに研究開発費が抑制されるという負のサイクルに陥ってしまう可能性も考えられそうなので本当に心配です。
ある意味でギャンブル的になるかもしれませんが、ここはアイデアでなんとか巻き返して欲しいと思いますね。機能的なことでなくとも、デザインとか、別な方向でアイデアを検討してみるのもいいのかもしれません。
(記事元)https://www.photographyblog.com/reviews/nikon_z6_ii_review/conclusion
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コメント
コメント一覧 (23件)
Z6Ⅱのヨドバシ売れ筋ランキング2位でも、長い期間売れ筋トップ10入りはしないでしょうね。
さてZ6ⅡのAF性能は自社レフよりも劣るとの事ですが、ニコンはレフ志向でミラーレスに消極的という
事を証明したようなものですね。自社のレフより劣るAF性能なのに Zは新境地へ のティサーをよくうってましたよね。
ソニーとキャノンが切磋琢磨してAF性能がレフに追い付き レフを駆逐していくのはすぐ先の未来迄来ているので、いつまでもFの栄光を引きずりレフに拘り F時代からのユーザーを大事にし過ぎるのは カメラメーカーとして命取りになりますね。
私も、匿名さんの意見に賛同します。ニコンが真っ先に取り組まなければならないことは、赤字体質の経営状態を打開して、収益を上げて、会社を存続させていかなければならないことです。
Zシリーズを所有していますが、大変良くできたカメラです。ニコン特有の質感なんかは所有欲を満たせてくれます。しかし、万人受けするカメラかというと疑問が湧いてきます。
ニコンは変なところにこだわるとことがあります。そこがニコンという会社の良いところでもあるのですが、ウイークポイントでもあります。
新しく出たZ 6Ⅱを例に出しますと、液晶画面です。動画の流行、Vロガーの出現から世間は動画を必要としている人たちが増えてきています。そこにきて、液晶画面がバリアングルではなくチルト式を採用して、そこに拘っているところは、マーケてティングを完全に無視したものだと思います。もちろんスチルをする上ではチルト式にも利点がることを付け加えておきます。
AF性能も然り、価格を抑えて一眼レフのD850やD500の性能に及ばない商品を出して、他社にも及ばないようであれば、既存ユーザーはもとより、新規ユーザーの獲得も難しいでしょう。
一眼レフのシェアーを一定数確保したい会社の意向があることはわかりますが、レフ機のユーザーは既存のユーザーであり、新規ユーザーは間違いなく新しい技術が詰まったミラーレスを選択するでしょう。
カメラ需要が縮小していく中、新規ユーザーを開拓してくことが今後の会社の存続に不可欠であると言うのに、ニコンは旧態以前の体質のままで本当に良いのでしょうか。
ニコンユーザーとして、ニコンファンの一人として、ニコンという会社がなくなることが一番望まない事です。
ニコンには、世間の情勢に目を向けて、商品開発に取り組んでいただきたいと思います。
良いものは、必ず受け入れもらえます。ニコンの製品は間違いなく良いものです。ただし、買って貰えなければいくら良い製品を世に出しても意味がありません。まずは、世間の情勢に目を向けてもらうことが先決だと思います。
ニコンが株主に対して行った説明が正しいのであれば、研究開発に投入した資金は2016年度から2020年度3月までの各年で年度当たりの変動はありますが、おおむね600~670億円の間となっており大きな変化は無いようです。
ただ、会社自体の売上収益が減っていますので、2016年度は7.9%だったものが、10.5%までと売上に占める研究費の割合は増加しています。即ち、ニコンは技術開発の手を緩めていないことが推測されます。
ニコンがいまいち伸びきれない最大の理由は、日本型の技術は作るものという発想に執着しているからだと想像します。今の時代は、技術はすべて作るのではなく、良いものを探して安く買うという発想が肝要です。
Z6からZ6IIに移行しました。
AFは相当の進化を遂げています。
Z6の頃からD500と併用しておりますが、確かに、動体を追うという点については、Z6IIもD500には追い付いておりませんね。D500の完成度が高すぎるのかな、と。
とはいえ、たとえば瞳AFはDにはない機能ですし、一概にDの方がZよりも優遇されてる(?)とは言えないような。
自分はZ 6Ⅱを買いましたが、AFが弱いと感じることは、ほとんどないですね。この記事には違和感ああります。
元の英文も少し読んでみましたが、ドッグラン時の動物認識AFが、EOS R6に比べて弱いという内容のようです。
測距点の数は、キヤノンやソニーに比べ少ないですから、瞳AFなどでは不利なのかもしれません。
しかし、ミラーレスはそもそも前後方向に移動する場合のAFが弱く、一番レフと同等ではありません。
D6、D5、D850、D500と比べれば、ほとんどのカメラのAFはダメということになります。
長らくソニーのミラーレス機を使ってきましたが、ソニーのファーストハイブリッドAFは像面位相差で大まかに測距し、最後はコントラストAFで合わせるという原理です。静物や人物のポートレートなど動きが速くなければ、コントラストAFの追い込みで精度良く合焦できるのでしょうが、動きが速かったり、暗かったり、望遠だったりすると、最後の追い込みができず、ピントを外すという現象に悩まされました。
ニコンはFマウントレンズが使えるよう、像面位相差中心のAFです。そのため、FTZでFマウント望遠レンズを用いても、良くピントが合います。ニコン1の技術が生きているのでしょう。
RFマウントでEFレンズを使い続ける方も多いようですが、ニコンももう少しFTZの互換性をアピールしたら良いのではないでしょうか。それから、レンズ内にモータを内蔵しない旧レンズに対応したFTZも用意したほうが良いでしょう。
キューちゃんに同感です。
ニコンはもっとカメラ内の画像編集機能などをアピールするべきではないでしょうか(傾き補正・歪み補正・アオリ効果)高価なPC-Eレンズを使用しなくともカメラ内で編集出来る機能は、垂直な建物等を撮った時などは凄く役に立ちます、自分も建物を撮る機会が多いため非情に役に立っております。
その論でいうと、
行き着く先では、PENTAXが笑顔で手招きしています。
こちら側においでよ、と
ミラーレスは万能ではないですよ。
一眼レフもなくなりません。
自分は10年ミラーレスを使っていますから、長所も短所もよく知っています。
フィルムのときもそういう人がいましたがF6もついに旧製品に。
デジタル一眼レフは今すぐなくなることはないでしょう、けど…
自分はSONYアルファ7IIIから買い替えてZ6を使用していますが、AF性能がたとえ他社と比べて少し劣ったとしても、
使い勝手の良さやファインダーの見やすさはSONYを圧倒的に凌ぐものを持っていて、何より描写性能が段違いで、今回はZ6を持っている私が揺らぐほどの全てのニーズに応えた抜かりのないカメラを出したなあと思っています。
Z6Ⅱになった事でブライダルくらいまでなら間違いなく
問題ない良さを持っていると言って良いと思います。
スポーツ以外ならむしろコスパに溢れた
すごい商品だと思うのですが。
CANONのR6を除いてSONY好きの人は
売れている事実よりももっと
自分が撮りたいものを見つめ直して
カメラを考えた方が良いと思う。
〉Z6Ⅱになった事でブライダルくらいまでなら間違いなく問題ない良さを持っている
他社のミラーレスだってその程度なら問題ないですよ。今更そこに追いついたくらいでいいカメラと言われても…。
あなたがα7 IIIよりZ 6のほうが合っているというのはいいですけど、SONY好きの人に対する一言は余計なお世話ですよ。
Zのほうが売れてるならともかくαのほうが売れてるのに「自分が撮りたいものを見つめ直して」とかよく上から目線でもの言えますね。
αのほうが売れている事実から目を逸らしてるだけにしか見えませんよ。
せめてNikonがもう少し挽回してからじゃないとそんな言い回しでは「Nikonユーザーって相変わらずSONYを敵視してて怖い」と思われるだけで、逆にNikonユーザーになりたくないと思われてしまいますよ。
自分はSONYα7ⅢからZ6に買い替えた物ですが
AF性能だけがカメラの全てじゃ無いと思いますよ。
こう言ったネガティブな文を書き込む方は
もう少しカメラというものが
どう言った方達が購入するのか
比率的に弁えたほうが良いと思う。
自分も売れているカメラが絶対に良いのだと
思っていたのですが
使いこなしていくうちに
大きな謝りに気付きました。
NIKONの描写性能と
使い勝手の良さ
こんのZ6Ⅱのコスパの良さは
まじで気づかない方達が世間に
踊らされてる事を認識した方が良いと思う。
ちなみにCanonのR6は正真正銘良いカメラですが
それでもZ6Ⅱの値段を考えたら
しっかり天秤にかけて選んだほうが良いと思いますね
〉AF性能だけがカメラの全てじゃない
〉カメラというものがどう言った方達が購入するのか
逆に20万超えるカメラ買うのにAF性能気にしない人たちってどれくらいいるんですかね。
風景専門のひと、MFレンズを使ってるオールド趣味の人くらいじゃないですか?
新規でカメラ始める人の多くはAF性能をいちばん気にすると思いますけどね。だっていくら背面液晶やEVFがよく見えても、あるいはグリップが持ちやすくても、肝心の撮れた写真がピンぼけじゃ意味ないですからね。だからソニーの瞳AFを後発他社も追いかけてるんでしょ。
極論、AF精度がよければ液晶やEVFなんて構図の確認程度に軽く除くだけでも足りるんですよね。覗かなくても撮れるくらい。
ニコンのAF精度じゃEVFで追い込まなきゃいけないから、EVFの見え方も重要なんでしょうけど。
はやりの動画勢にとっては、ジンバルに載せるからエルゴノミクスの良し悪しは関係ないし。
結局、ニコンの強みとしているEVFのよさやエルゴノミクスのよさって今の時代のニーズにあってないんですよね。
撮る行為そのものに喜びを見出すオールドファンにしか訴求しない。その人たちは、いまはいいお客だけど10年もしたらいなくなりますからね。そういう人たちのニーズに応えてAF性能をおろそかにしてたら未来はない。
まじはしさん
自分のコメントにも書きましたが、Z 6ⅡのAF性能は非常に良いですよ。
Z 6Ⅱは瞳AF、動物AFの精度がキヤノン、ソニーよりも良くなく、リアルタイムトラッキングAFのようなオート機能がないという話です。
自分がNEXで一眼を始めた頃は、そういったオート機能を喜んで使いましたが、カメラに慣れるにしたがって使わなくなりました。
今は、操作性やファインダ―の見え方、必要なレンズがあるかが重要になりました。
ソニーは卒業し、ニコンの一眼レフ・ミラーレスとパナのG9 PROを使っています。
まじはじさんのコメントに同意します。
ニコンにもソニーにもいいところがあり、ただ今の時代のニーズを掴んでるのはソニーなわけで、それなのにニコンユーザーは自分がニコンにしっくりきたからといってそれが絶対正義のように言いますが、その正義(ニコンの操作性やファインダーへの拘りなど)が今の時代のニーズに合ってないんだっていう話なんですよね。
それなのに相変わらず「ニコンサイコー!で他の人たちは踊らされてる」っていう認識なら、その認識がむしろ世間からズレてるっていう証明でしかないわけで、その誤った認識を認識しない限りこれからもニコンはズレた拘りに固執してジリ貧になってくだけですが、ニコンユーザーはそれがお望みなのでしょうか。
〉Z 6Ⅱは瞳AF、動物AFの精度がキヤノン、ソニーよりも良くなく、リアルタイムトラッキングAFのようなオート機能がないという話です。
はい、それだといまの時代は致命的ですね。だから売れてないんですよね。
そんなのでも満足するユーザーはZを買えばいいと思いますよ。Zにもいいところはあるのでしょうから。
でもメーカーとしてはこの状況に甘んじていてはいけませんよね。Zマウントの継続が危ぶまれますから。
まじはしさんと同じく、
撮影しているものが動きのないものならばZ6ⅡのAFは非常に良いのでしょうが、これが動態とくれば自社のレフよりもAFが劣ることが問題であって、さらに競合他社よりも劣りZシリーズが売れない原因になってる。
今は何よりもメーカーの古い考え方を捨て去り万人向けするカメラを発売することが大事と思います。
ニコンが映像部門から撤退しないと言い切れますか?
メーカーによる短所、長所はあります。
AF性能は確かにNikonは一歩遅れているのかもですが、日々進歩していて、Z6ⅱファームウェアアップデートで追いつき、Z9で追い抜いたガンバさえあります。
画素数や、AF性能で一喜一憂する自体馬鹿ですね。
その方が何を目的に撮られるかで幾らでも変わって来ます。
間違いない事は、各メーカー横並びの時代になり、Nikon、Canonが有利に変わりく、SONYは歴史や経験値で不利な部分があるにも関わらず、検討して居る事。
Nikonは潰れる状況では無い事、Zレンズは最高峰のレンズであり、SONYはこれからレンズに足を引っ張るられ苦しくなる。
マウント設計が古すぎるから仕方ない。
カメラはレンズが良い事が、本体以上に、
大切な事が誰もが知ったています。
Z6ですけど鳥なら結構良さそうなんですけどね…
https://mirrorlesscomparison.com/best/mirrorless-cameras-for-birds-in-flight/#rankings
ピントが合うカメラがピントの合わないカメラより売れるのは自然なこと。
子供や動物など予測不可能な動きをする被写体に関してはソニーが頭2つ飛び抜けています。
レースなどF1はいいけど赤ちゃんには合わないってことですね。
二度もすみませんが、まじはしさんの言うEVFの見やすさですがαは触ってないですが、Z6ⅡもR6もEVFの覗いた感じは全く同じで特段ニコンが優れているとは思えませんでした。
ニコンユーザーの操作感 描写性 を理由に ニコンサイコー ニコン絶対 みたいな事を言う人達がいるからメーカーは古い考え方に囚われて低迷してしまい、結果ニコンユーザーの私もデジカメに関してはニコンに見切りをつけたました。フィルムに関してはF6が壊れるまでフィルムとデジタルで撮り続けるので完全にニコンを切っていませんが。
本体は2~3年で新しい規格の本体が出るのでz9がでるまではz6とz6Ⅱ
顔認識表示してなくてもシャター押せば瞳にフォーカスしてる写真、強烈な解像度に惚れました。
14-30mmf4
14-28mmf2.8
70ー200mmf2.8
50mmf1.2
キャノンの発色が好きなんだけ衝動買いしてしまった私は馬鹿かもw