新型コロナウィルスのパンデミックは、間違いなく製品発表と市場への製品投入のサイクルを変えてしまった。EOS R5とEOS R6の在庫に関して良い長江があり、11月頃にCinema EOS C70が数多く市場に投入されることに期待している。特にEOS C70の予約注文は非常に好調だ。
■ 近い将来のカメラ
・Chinema EOS C50
これはどうやらEOS C70とともに発表される予定だったが、延期された。恐らく、製造に問題があったためだ。今のところ、このカメラは2021年第一四半期にみることができると予想されている。
・Canon XF505
2020年の発表される予定だが、いつに発表されるのかはわからない。
・Canon XC20
これも2020年の発表だった。私はこれは2021年初旬に遅延したと考えている。
・EOS M50 Mark II
このカメラについては、ここのところしばらく聞いていない。これは2020年の第四四半期の発表が予定されていた。EOS Mのラインナップについては、様々なとても多くの錯綜した情報があるが、現在のところ何が正しいのかは確かでない。
■ レンズ
・RF 70-200mm f/4L IS USM
これは2020年のいつかに発表される予定だ。
・RF 50mm f/1.8 STM
これも2020年内に発表される予定だ。
・Canon RF 100-400mm f/4.5-7.1 IS STM
これレンズは恐らく2021年の前半に発表されるだろう。
・Canon RF `18-45mm f/3.5-6.3
このレンズも恐らく2021年の前半に発表される。
・Canon RF 24mm f/2.8 IS Macro STM
これは2021年の後半に発表されるだろう。
・Canon RF 70-135mm f/2L USM
これはいつ発表されることになるかはわからない。
(記事を一部引用して意訳しています)
キヤノンからの新製品
CanonRumorsが今後のキヤノンからの新製品について報告しています。画像はEOS R5です。
記事によれば、近い将来に発売される可能性のあるカメラとして、4機種のカメラが挙げられています。カメラといってもスチル用やスチルと動画のハイブリッドだけではなくて、業務用のデジタルビデオカメラまでも含まれています。
XF505に関しては、恐らくXF405/400の後継機種だと思われますね。XC20というのは、たぶんですが、XC15の後継機種になると思われます。
さらにレンズとしては、望遠レンズや便利ズーム、単焦点やマクロレンズなどの発売も予定されているようです。どれも比較的定番なレンズですので、これだけ揃うとかなりラインナップが充実した感じになりますね。RF 18-45mmというのも面白そうなレンズです。廉価な広角ズームの位置づけなのでしょうか?それとも廉価なフルサイズミラーレスのキットレンズとして割りきった超小型レンズとなるのでしょうか?
EOS Kiss M Mark IIいよいよ登場?
記事によるEOS M50は日本名でEOS Kiss Mです。ということは、Kiss M Mark IIが発売されることがあるということを意味しています。
EOS Kiss M Mark IIの発売に関しては結構前から噂があったのですが、今日まで発表されていません。噂が嘘だったのか、それとも新型コロナの影響で様々な製品発売サイクルが狂ってきているように、EOS Kiss M Mark IIの発売サイクルについても何かしらの異変が生じている可能性もあり、なんとも言えない状況ですね。
通常、例えば「10月までに発表」などという噂があって、11月になってしまったら、その噂は嘘だったと評価することができます。しかし、新型コロナウィルスの影響はかなりあると考えられ、ひょっとしたら新型コロナによって発表が遅れているのかな?と考えると、もう、どの噂が本当でどれが間違いだったのか、判定するのが非常に難しくなっていると感じています。
このEOS Kiss M Mark IIの発表は、実は極めて重要だと考えています。それはAPS-CミラーレスもRFマウントに集約されるかもしれないという噂が再燃しているからです。EOS Kiss M Mark IIはEF-MマウントのAPS-C機ですので、もしEOS Kiss M Mark IIが発売されると、APS-CがRFマウントに集約してしまう可能性は少し下がることになると思うのですが、そのままキャンセルだったり、発表がしばらくないような状況が続くと、またキヤノンのAPS-Cミラーレスのマウント問題が続いていく可能性も考えられます。
実際にはどのようになるのでしょうか?
(記事元)https://www.canonrumors.com/a-bit-of-a-refresher-on-whats-next-from-canon/
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コメント
コメント一覧 (1件)
EF-Mシステムはボディやレンズラインナップを見てもやはりビギナー向けといった感じですよね。
Kiss M後継機もビギナー向けを意識した機種でしょうしそれでいいと思います。
それとは別にキヤノンはRFマウントでSuper35mmセンサー(APS-Cに近い)を搭載したC70というシネマEOSを出してきたので、RFマウントでAPS-C用レンズを出すのもアリだと思います。
そして7D II後継機はRFマウントでAPS-Cミラーレス機としてR7という名で展開すれば、APS-C用RFレンズもこのR7とC70のためとして意義もありますよね。
現状はビギナーにはEF-Mシステムを、ハイアマやプロにはRFシステムをと分けて展開し、将来的にはもしかしたらEF-MはやめてKissシリーズもRFに集約されるのかもしれませんが。