富士フィルムが発売する新しいミドルクラスがX-S10と呼ばれることになると初めて報じたとき、多くの人はこれが忘れ去られていたX-S1の後継機種になるだろうと考えた。
しかし、そうではなかった!
X-S10はレンズ交換式のAPS-Cミラーレスカメラになるだろう。
それは「ミドルクラス」のカメラなので、従ってX-T30やX-E3と同じセグメントに組み込まれることになる。これが意味することは、X-T200のようなとても廉価にはならず、X-T4のような高価格にもならないということだ。
そして最も興味深いことは、X-S10は富士フィルムのミドルクラスのカメラで初めてボディ内手振れ補正を搭載するカメラになるだろうということだ。これは、ハイエンドのX-T4やX-H1だけに予約されていた特権だった。
(記事を一部引用して意訳しています)
富士フイルムのミドルクラスのAPS-Cミラーレスの噂
FujiRumorsが富士フイルムの新製品について報告しています。画像はX-T30です。
記事によれば、富士フイルムが新しいカメラとしてX-S10を発売するだろうという噂があるとしています。当初はこのカメラについて、X-S10という名称から、過去に発売されたことのあるX-S1というカメラの後継機種ではないか?と考えられていたそうです。
X-S1というカメラは、2/3インチセンサーを搭載した、レンズ一体型の高倍率デジカメで、いわゆるネオイチと呼ばれるスタイルのカメラでした。発売されたのは2011年とかなり昔のカメラです。焦点距離としては、2/3インチという大きなサイズのセンサーのわりには、かなり焦点距離が長く、35mm換算で24~624mmとなっています。
というわけで、名称からX-S1というネオイチの後継機種かと思ったら、そうではなくて実際にはレンズ交換式のAPS-Cミラーレスカメラということで、驚きを持って捉えられているということになっているようですね。
さらに気になるところは、X-T30のようなカメラになるのか、X-E3のような光軸上にEVFがないタイプになるのか?ということですが、その後の噂によれば、流出した画像から軍艦部があることが確認できるため、どうやらX-T30に近い形で、EVFはレンズの光軸上にある一眼レフと同じスタイルのカメラになるらしいということまでわかっています。
これまでミドルクラスのカメラにはなかったボディ内手振れ補正が初めて搭載されるということで、恐らくX-T30より上位のカメラになると想像されますね。ですが、X-T30の後継機種として発売してもいいと思うのですが、なぜ新シリーズとして発売されるのでしょうか?手振れ補正のないタイプとあるタイプで明確にシリーズ分けしたかったからなのでしょうか?気になりますね。
(記事元)https://www.fujirumors.com/fujifilm-x-s10-fujis-first-aps-c-mid-range-milc-camera-with-ibis/
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コメント
コメント一覧 (4件)
本来ニコンが進むべき道を富士が行ってますね。
手振れ補正が搭載されれば豊富な単焦点ラインナップが輝き始める。
Dfっぽいものが好きな人は相当、富士に流れるかも
IBISの有無で分けるためでしょうか。
IBISなんていらないからその分軽く安くしてくれという人には従来通りのX-T30系を、多少重く大きく高くなってもいいからIBISが欲しいという人はこの新たなX-S10系をということで。
まあこれでX-S10が大好評だったらX-T30系は終息させてラインナップを整理するのかもしれませんが。
富士フィルムの中級機・入門機って、発色はいいんだけど、カメラの感触がね。
なんだか頼りなくないですか?
カチッとした感触みたいなのを感じないんですよね。
X-T30使い始めた頃は、おっ発色良いなあと思って嬉しかったけど、最近あまり稼働率が・・・
その辺が、改良されていたらいいんだけど。
機種ごとに操作ボタンの位置が変わっていたり、設計チームがいくつもあるのか、車で言えば車種毎にデビジョンが異なるのか?縦割りで機種毎にバラバラで統一性のない機種の羅列は頂けません。
ある意味、ニコンのようにボタンやダイヤルの操作に整合性の取れたバランス感覚を活かした操作方法にしてもらうともっと使いやすくなると思います。魅力的な交換レンズが多数揃っている点は、満足しています。
X-T一桁やX-Proシリーズの様に、ISO感度やシャッターダイヤルの視認性の良さは抜群ですので、これから発表される機種にもぜひ引き継いで行って欲しいと念願しています。