新しい情報筋から情報を得た。新しい情報筋ということで話半分で聞いて欲しい。彼はα5(またはα6)と思われる仕様をシェアした。
確証の高い噂
・9月中旬にソニーは新しいエントリークラスフルサイズミラーレスカメラを発表する
・シングルSDカードスロット確認できていない噂(正しい可能性は60%)
・α5xxx、α6xxxシリーズに似た金属とプラスティックが混在した新しいボディデザイン
・バッテリーを収納するため、グリップはかなり大きい
・5コマ/秒
・ボディ内手振れ補正
・ポップアップフラッシュなし
・230万画素、倍率0.6のポップアップEVF
・α7S IIIのようなタッチ式背面液晶
・4k 24p 10bit 100Mbps、4k 30p 10bit 100Mbpsの動画。4k 50/60pもあるが、スロー&クイックモーションモードだけで動作し、音声がなくクロップされ自由度が低い
・約1000ドル(シリーズのなかで最も安い新しいシリーズになる)。もちろん、最初の世代のα7とα7 IIは1000ドルより安いが、それらのカメラは最初の発表時にはそこまで安くなかった。(記事を一部引用して意訳しています)
ソニー廉価フルサイズミラーレスを発売?
SonyAlphaRumorsがソニーの新しいカメラについて報告しています。画像はα6600です。
記事によればソニーが9月中旬にも廉価なフルサイズミラーレスを発表するだろうとしています。これまでも何度か廉価なフルサイズミラーレスの噂があったようですが、その続報という形ですね。ですが、新しい情報筋だから、正しい可能性はかなり低く、話半分で受け取って欲しいとしています。
記事によれば、ボディ内手振れ補正はあるが、フラッシュなしで、EVFもポップアップ式になるかもしれないとしています。連写性能についても5コマ/秒と低めですが、恐らくメカシャッター時の連写性能で、電子シャッター時にはさらに高速な連写性能が期待できると思われますね。
動画については廉価製品らしく4k 30pまでの対応ということですが、個人的にはこのぐらいの性能で十分だと思います。
そんなわけで気になる価格ですが、噂によれば約1000ドルになるだろうとしています。1000ドルというと現在のレートでは約10万7000円ほどになります。丸めると約11万円ということになりますが、これは恐らくボディの価格だと思われますね。
これ結構安い価格ですよね。同様に廉価なフルサイズミラーレスといわれているNikon Z 5ボディの現在の最安値は約16万5000円ということになりますので、それより5万円以上も安いという価格になります。でも、さすがに約11万円はちょっと安すぎるのではないのかな?という印象で、実際にはもうちょっと高いのではないのかな?と想像しています。キヤノン製品ではEOS RPのような廉価なカメラもありますが、こちらはボディ内手振れ補正が採用されていないので、直接的に比較はできないのかな?と思っています。ちなみにEOS RPボディの現在の最安値は約12万4000円ですので、もし仮にα5が11万円で発売されたら、完全にEOS RPキラーとなることは間違いないと思われますね。
いよいよ低価格競争のステージへ突入
これまでフルサイズミラーレスはソニーの独壇場でした。そのため価格はソニーが自由に決定できる状況にあり、ソニーは自身のスケジュール通りに既存の機能を少しずづ順当にバージョンアップしていけばいいだけの状況でした。
ですが、その状況は変わりつつあります。キヤノン、ニコンがフルサイズミラーレスへ参入してきたことで、ソニーは既存のミラーレスカメラに対する戦略を根本的な見直す必要がでてきていると思われます。これまでマイナーチェンジばかりを繰り返して、機能的に面白みがないと言われたりしていたわけですが、他社の参入により、さらなに新機能を追加して他社を引き離しにかからないといけない状況になっていると考えられます。
そして、価格的にも廉価なEOS RPや、ニコンのNikon Z 5が発売されたことで、いよいよソニーもかなり廉価なフルサイズミラーレスの投入を余儀なくされていると考えることがいえると思いますね。
これまで高価格で販売できていたわけですが、他社の参入で競争が激しくなり、高価格の代名詞だったフルサイズミラーレスも複数社の間で低価格競争に巻き込まれることになります。ユーザにとっては嬉しいことですが、メーカにとってはそれだけ利益率が低下するわけで、今後は企業の体力勝負というような状況になるかもしれません。
低価格で販売するためには、より高価な高級機種との差別化が必要になります。そうすると、高級機種にはさらなる高機能化や新しいイノベーションを実現する必要があり、技術開発への資金の投資が必要になります。かといって低価格機種は低機能にすればいいのか?というと低機能にすると、今度は高機能な他社の製品に負けてしまいますので製品が売れないということになってしまいます。
そのため高機能機種と廉価機種のバランスの取り方も難しいですし、高機能機種にどれだけ少ない投資で新しい新機能を搭載できるのかといった技術開発のバランスも必要になりますので、かなり難しいことになりそうですよね。
いよいよ価格競争の段階に入ったフルサイズミラーレスですが、どのようになっていくのか楽しみでもあり、心配でもありますね。
(記事元)https://www.sonyalpharumors.com/wild-rumor-sony-a5-or-a6-has-ibis-4k60p-5fps-and-pop-up-evf/
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コメント
コメント一覧 (3件)
これが本当ならばニコンの息の根を止める様な感じになるのかな。Z5キラーみたいなカメラですね。
Z5自体入門機なのか中級機なのかどっちつかずのカメラなのも原因ですが・・・。ニコンは2020年度後半にα7やEOSR5を凌駕するカメラを発表しないと、本当に映像事業から撤退なんてこともあり得るのでは。
F伝説に拘るお年寄り達の意見を聞いている場合ではないですよ!
おそらく今年出る唯一のフルサイズミラーレスZ5。
これと品薄D6でどうやって戦うつもり?
レンズ遅れてるし・・・
これからのSONY新型カメラには、是非ともUSB-C装備を願ってます!