特に8kまたは4k60pの録画時(他のフレームレートも含む)にEOS R6とEOS R6がどれだけ早くオーバーヒートするかといった話題が明らかに増えてきている。多くのビデオグラファーが気に掛けている二つ目の問題は、いったんオーバーヒートの域に達したら、カメラの冷却にどの程度の時間が必要かということだ。
キヤノンはこのことを対策するのだろうか?
私はそう思っている。私は少数の情報筋と話を続け、そして発言の行間を読み取り続けている。キヤノンは7月16日にオーバーヒート問題に関して最初の声明をだし、そしてそれから比較的沈黙している。
キヤノンは積極的に録画時間を増加させ、冷却時間を少なくすることに取り組んでいると聞いている。それがどのような解決法なのか、現時点では不明だ。私はそれがファームウェアの一部だと想像しているが、ハードウェアの修正も検討しているのだろうか?
(記事を一部引用して意訳しています)
キヤノンがオーバーヒート問題にどのように対応するのか
CanonRumorsがEOS R5とEOS R6のオーバーヒート問題に対するキヤノンの対応を報告しています。
記事によれば、キヤノンはEOS R5、EOS R6のオーバーヒート問題について、何らかの対応をする可能性があるとしています。情報筋からの情報として、キヤノンは現在、EOS R5、EOS R6のオーバーヒート問題について、何らかの取り組みをしているとしています。
その方法についてはよくわかっていないようですが、ファームウェアの更新でなんとかしようとしているのではないか?としています。
考えられる対応の方法は?
記事ではファームウェアのアップデートにより問題を解決しようとしているのでは?と予想されています。ですが、ファームウェアでどの程度解決できるものなのでしょうか?
発熱する部分は、一般的に考えればイメージセンサーとイメージプロセッサです。これらはハードウェアに分類されますので、ファームウェアをアップデートとして発熱量が減るといったことは、ちょっと考えられません。そう考えるとファームウェアの改良で、言葉は悪いですが小手先の方法で録画可能時間を延ばしたり、冷却までの時間を減らしたりするのではないのかな?というように思えます。
ファームアップでできることは、例えば、背面液晶へのプレビュー動画のフレームレートをもっと下げるですとか、未使用時の背面液晶やEVFの表示を短時間で非表示にするといったことが考えられそうです。さらに、多少の無理をして、少しオーバーヒートの許容温度を拡大するといったこともあるかもしれません。
もし製品を回収しない形でハードウェア的に問題を解決するとしたら、どのような方法があるのでしょうか?
例えばカメラに装着する形の冷却ユニットというものが考えられるかもしれません。三脚のネジ穴を利用して何かしらの装置を取り付け、冷却ユニットを背面液晶を開いたセンサーの裏側部分にベルチェ素子のようなものを取り付けて温度管理するというようなシステムは考えられるかもしれません。
もしキヤノンがEOS R5、EOS R6の冷却について取り組んでいるとしたら、どのような方法で解決しようとしているのでしょうか?きになるところです。
(記事元)https://www.canonrumors.com/whats-next-for-the-canon-eos-r5-and-canon-eos-r6/
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コメント
コメント一覧 (3件)
こうなることはわかっているのだから改良版を年末に出せばよかったのに~
ネガなイメージが付いちゃいましたね・・・
これはハードは触らずファームウェアのアップデートで済ませるでしょう。
元々8K等で長時間動作を保証していませんから多少の時間延長ぐらいでしょうね。
ここから先は専門外なので素人の想像です。
ツッコミはなしでお願いします。
ファームウェアの変更でデジック等の熱源の動作を変更し負荷が集中する時間を分散し
温度上昇を抑えるなどするかも知れません。
デジックの中身が分かりませんから想像ですが内部にコアがいくつかあればそれぞれの
タイムチャートを変更し動作が重ならないように融通をするなど出来ないのかな?
CMOSの消費電力も多少の安全率を掛けていると思うので影響のない範囲ででできる限り
下げるなどするかも知れません。
いずれも精密測定機器の設計技術者のプロとして働いてきた者の想像です。
そんなことは出来るはずがないと言うことでしたらゴメンナサイです。
あとメディアの温度上昇も抑えないといけませんね。
これも熱源になりますから。
電源ONで撮影せず、待機しているだけでも発熱するということはかなり無理があるのではないでしょうか?
スチルの人も、真夏は厳しそう
こまめに電源をオン・オフしなければいけないカメラは嫌だ!