ソニー RX10V レビュー
要約
前モデルのRX10が発売されてから9年が経った。その間、高級コンパクトカメラ分野は比較的静かだったものの、カメラ技術と性能そのものは進化を続けてきた。たまにしか会えない親戚の子どもが、数少ない再会のたびに大きく成長しているのを見るようなもので、この長い空白期間によって、その間にどれほど多くのことが変わったのかを強く実感させられる。
RX10 Vは前モデルと比べて劇的に進化したカメラだ。AFはより高速になり、被写体追従性能の信頼性も大幅に向上している。メニューや操作性も大きく進歩しており、動画性能についても、RX10 IVの時代からはるか先へ進んでいる。
これらによってRX10 Vでできることは大幅に広がり、操作系の変更やバッテリー性能の向上も大きな利点となっている。最近のL10とは異なり、バッテリー容量が2倍になったにもかかわらず、ボディサイズはほとんど変わっていない。
約10年分の進化が一度に投入された姿を目の当たりにできるのは実に印象的だ。
レンズの初期化を待つ際などに多少の遅延が発生することはある。また、メカシャッターの1/1000秒という制限に達した際に、シャッターモードやRAWファイル形式を変更しなければならなかったり、絞り込む必要があったりしたのは残念だった。
それでも総合的に見れば、RX10 Vは快適な旅の相棒だった。そのレンズは、他では撮れない写真をどう撮るかを常に考えさせてくれた。
それが2300ドルの価値に見合うかどうかは人それぞれの判断になるだろう。しかし、約10年分の進化が一度に投入された姿を実際に目にできるというのは、非常に印象的なことだ。
AFは高速 追従性能も向上
ソニーのネオイチスタイルのデジタルカメラであるRX10Vのレビュー記事をDPREVIEWが公開しています。上記はまとめ部分を引用したもので、より詳細な解説や作例がありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
ソニーRX10 Vのレビューでは、前モデルから約九年ぶりの刷新により、技術面と操作性の両方で大幅な進化が見られると伝えられています。特にAI処理ユニットとBIONZ XRプロセッサーの搭載によって、被写体認識の精度が飛躍的に向上し、人物や動物、乗り物など多様な対象を確実に捉えるAF性能が高く評価されているようです。追従の粘り強さは従来機とは別物とされ、動体撮影の信頼性が大きく向上したと述べられています。また、最大30コマ/秒のブラックアウトフリー連写が可能になり、決定的瞬間を逃さない撮影がより容易になったとされています。
動画性能の進化も顕著で、4K 120pや4K 60pの記録に対応し、10-bitやH.265など最新の撮影環境が整ったと評価されています。S-CinetoneやユーザーLUTの読み込みにも対応し、映像制作の幅が広がったと伝えられています。さらにアクティブモードの手振れ補正やオートフレーミング機能など、撮影を支援する機能が充実している点も好意的に語られています。
操作性の面では、新しいメニュー構成や豊富なカスタムボタンにより、αシリーズに近い操作感が得られるとされています。EVFや背面液晶の高精細化も使い勝手を高めているようです。一方で、ズームリング操作時のフォーカス維持が難しい場面があることや、メカシャッターの上限速度による制約など、いくつかの弱点も指摘されていますね。
ぬるっとまとめると、RX10 Vは長い年月を経て大幅な進化を遂げたモデルであり、特にAF性能と動画機能の向上が強く印象づけられるカメラということになりそうです。そしてその進化した機能に価格上昇分の価値があるのかどうかでカメラへの評価は変わってきそうですね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品品質 | 24-600mmの巨大ズームを備えつつ改良されたグリップ形状と堅牢なポリカーボネート外装が生む高い信頼性と操作安定性のある完成度 |
| 静止画の画質 | 1型積層センサーと最新BIONZ XR処理により広いズーム域全体で安定した解像感と低ノイズを維持し多様な被写体に対応する描写力 |
| AF性能 | AI処理ユニットによる人物・動物・乗り物など多彩な認識と高速追従が可能で現代的な粘り強さを備えた高精度オートフォーカス性能 |
| 連射性能 | ブラックアウトフリーで最大30fpsの高速連写と速度ブースト機能が動体撮影の信頼性を大きく高める高機能連写性能 |
| レンズの歪曲収差 | レビューなし |
| レンズのデジタル補正 | レビューなし |
| レンズの周辺減光 | レビューなし |
| レンズの色収差 | レビューなし |
| レンズのボケの描写 | レビューなし |
| レンズの逆光耐性 | レビューなし |
| フォーカスブリージング | ズームリング操作時にフォーカス維持が難しくスポーツ撮影などで構図変化に伴うピント保持が不安定になる傾向 |
| 手振れ補正 | 動画撮影で有効なアクティブモードにより歩き撮りでも安定した補正効果を発揮する高い手振れ補正性能 |
| 操作性 | 新メニュー構成と豊富なカスタムボタンによりαシリーズに近い直感的操作が可能で設定変更も快適な操作性 |
| EVF | 368万ドットの高精細表示と高リフレッシュ対応により動体追従時も解像低下がなく視認性に優れた電子ビューファインダー |
| 背面液晶 | 162万ドットの高精細表示とチルト機構により撮影姿勢の自由度が高く情報表示も見やすい背面モニター |
| 重量 | レビューなし |
| バッテリー | NP-FZ100採用により従来比で大幅に向上した持続性能を備え長時間撮影に適した高容量バッテリー |
| 記録メディア | UHS-II SDカード対応により4K60p All-I記録にも耐える高速書き込み性能を備えた記録メディア仕様 |
| サイズ・重量 | レビューなし |
| 価格 | 約2300ドルという高価格帯ながら性能進化を踏まえ妥当とされるプレミアムコンパクトの価格設定 |
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RX10V 主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| センサーサイズ | 1.0型(13.2mm×8.8mm)Exmor RS CMOSセンサー |
| 有効画素数 | 静止画時 最大約2010万画素、動画時 最大約1680万画素 |
| レンズの焦点距離とF値 | f=9.1-210mm、F2.4-4.0 |
| フルサイズ換算の焦点距離 | 24-600mm相当 |
| 連射性能(メカ) | 記述なし |
| 連射性能(電子) | Hi+時 最高約30コマ/秒 |
| 動画フォーマット(最大) | XAVC HS 4K、3840×2160、4:2:2 10bit、119.88p、280Mbps |
| フォーカス方式 | ファストハイブリッドAF(位相差検出方式/コントラスト検出方式) |
| 測距点数(静止画) | 最大575点(位相差AF) |
| 測距点数(動画) | 最大575点(位相差AF) |
| 被写体認識対象(静止画) | オート、人物、動物/鳥、動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機 |
| ISO感度 | 静止画:ISO100-12800(拡張ISO64)、動画:ISO100-12800相当 |
| ファインダー形式 | 0.5型電子ビューファインダー(Quad-VGA OLED)、約368.64万ドット |
| 背面液晶 | 3.0型、約162万ドット、チルト式(上約78°/下約48°)、タッチパネル対応 |
| シャッター方式 | メカシャッター/電子シャッター |
| シャッター速度 | 静止画撮影時(メカ): F2.4 – F7.1: 1/1000 – 30秒、バルブ、F8.0 – : 1/2000 – 30秒、バルブ 静止画撮影時(電子): 1/16000-30 秒 |
| 手振れ補正の有無 | あり(光学式) |
| 手振れ補正効果 | 記述なし |
| ワイヤレスLAN | Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac、2.4GHz/5GHz) |
| Bluetooth | Bluetooth Ver.5.0 |
| マイク端子 | 3.5mmステレオミニジャック |
| ヘッドホン端子 | 3.5mmステレオミニジャック |
| USB端子 | USB Type-C(USB 3.2、10Gbps)、マルチ/マイクロUSB端子 |
| 質量 | 約1111g |
| サイズ | 約136.4×94.5×151.3mm |



コメント
コメント一覧 (2件)
ペタピクセルは大してAFは良くなってないと言ってるとインフォで記事になってるけどね
RX10のようなカメラは野鳥観察がメインで撮影は記録程度のユーザーにはありがたい選択肢だね。かなり値上がりしたとはいえソニーは読み出し速いカメラが軒並み高額なので訴求力は十分にあるだろう。