ニコン 2026年3月期決算発表
カメラ販売台数は増加
ニコンが2026年3月期の決算を発表しています。上記は映像事業に関する決算報告資料になりますので、すべての決算に関係する資料に関しては、本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
大きな赤字になることが事前にわかっていたため、注目を集めていたニコンの決算発表ですが、2026年3月期の利益はマイナス921億円と大幅な赤字になったことが明らかになりました。このうちのほとんどは3Dプリンタ事業の減損損失によるものです。
映像事業に関しては、前年よりも売り上げも営業利益も少なくなったものの、黒字をキープしていて比較的堅調と言えそうですね。カメラの販売台数に関しては、前年より6万台増えているということで販売台数そのものは好調のようです。ただし、Nikon Z5IIやNikon Z50IIなど廉価な製品が投入されたため、販売台数は増えたものの利益は減少ということになるようですね。
決算発表で、ニコンは中期経営計画についての進捗状況についても情報を更新しています。中期経営計画によれば、2030年までに業務用動画機を提供することで売り上げ収益の拡大を狙っているということで、今後は業務用の動画撮影用カメラを主軸に展開していくことが予想されます。
また今後の取り組みとして、特に若年層の新規ユーザーの拡大を目指していて、Nikon Z9の先進機能を展開することでカメラのラインナップを拡充していくとしています。またREDとニコンが互いに補完することで高いシナジー効果を得ることを目的とするようです。
このことから、Nikon Z9の機能を搭載したデジタルカメラの発売や動画向けのカメラが登場する可能性が高そうです。既存のカメラの置き換えという意味では、Nikon Zfc、Nikon Z30の後継機種が登場する可能性が高くなっているのかなという印象ですね。
またREDからはZマウントの新たなシネマカメラが登場する可能性が高そうです。そのためには動画向けのレンズが必要になるためレンズ開発についても動画向けが主軸となるのかもしれません。
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–ニコン



コメント
コメント一覧 (2件)
「今後の取り組みとして〜」以降の記載が22-25中計のになっています。26-30中計の取り組みはステップアップ需要喚起などですね。
前中計で成長ドライバーに挙げられていた映像コンテンツ(ソリューション)は完全に統合されましたね。
あくまで機材開発に集中するということなのでしょう。
映像事業についてはシネマカメラなど動画系カメラの開発を中心に事業拡大を進めるようですが、ミラーレスカメラに関しては基本性能と併せて情緒的価値の向上を図るとしているのが印象的です。
これまで消極的だったSEレンズの拡充やヘリテージモデルの後継機登場がいよいよ現実味を帯びてきたというところでしょうか。
シネマ系はかなり厳しい市場のようですから、今回の計画で期待する事業規模拡大を見込めるかはわかりませんがRED買収の効果を上手く活かせるといいですね。