2020年はキヤノンが本気をだす年
キヤノンがいよいよEOS R5を公式発表し、動物瞳AFが搭載されたり、8k動画録画機能が搭載されるなど、世界のキヤノンユーザは歓喜に沸いている状況です。
そう考えるとEOS RやEOS RPはなんだったのか?と思うわけですが、たぶんキヤノンとしてはぜんぜん用意ができてなくて、でもニコンがZシリーズを発売したということで、カウンターとして発売された可能性が高そうに思えてきます。
となると、いよいよ今年はキヤノンがフルサイズミラーレスに本気を出す年ということになります。そうなると、気になるのがレンズラインナップの充実ですよね?
キヤノンは当初示したレンズのロードマップに従ってレンズを発売してきていますが、2020年以降のロードマップは明らかになっていません。ひょっとしたら2月開催の予定だったCP+か、5月開催のフォトキナでEOS R5とともに発表する予定だったのかもしれませんが、残念ながらCP+は新型コロナウィルスの影響によって中止になり、恐らく5月のフォトキナも開催中止になるでしょうから発表する機会がなくなりました。レンズについても中国のサプライチェーンの問題で発売時期がずれ込む可能性が高くなっているので、今の時点でロードマップを示すことは難しいと思われますね。新型コロナウィルスは本当にカメラメーカにとっては死活問題になりそうです。
キヤノンが発売するRFレンズの噂
というわけで、既存のロードマップや噂されているレンズについて調べてまとめてみました。以下が、そのレンズの概要です。
■2018年発売済み
・単焦点
RF 35mm F1.8 MACRO IS STM
RF 50mm F1.2L USM
・ズーム
RF 24-105mm F4L IS USM
RF 28-70mm F2L USM■2019年発売済み
・単焦点
RF 85mm F1.2L USM
RF 85mm F1.2L USM DS
・ズーム
RF 15-35mm F2.8L IS USM
RF 24-70mm F2.8L IS USM
RF 24-240mm F4-6.3L IS USM
RF 70-200mm F2.8L IS USM■2020年発売/発表済み
・ズーム
RF 24-105mm F4-7.1 IS STM
RF 100-500mm F4.5-7.1L IS USM■2020年の噂
・単焦点
RF 24mm F1.4L USM
RF 35mm F1.2L USM
RF 50mm F1.8 MACRO IS STM
RF 85mm F1.8 IS STM
RF 135mm F1.8L USM
・ズーム
RF 10-24mm F4L USM
RF 70-135mm F2L USM■2020~2022年の噂
・単焦点
RF 28mm F2.8
RF 35mm F1.4L USM
RF 35mm F1.4L USM DS
RF 50mm F1.8 IS STM
RF 90mm F2.8L MACRO IS
RF 100mm F1.4L USM
RF 135mm F1.4L USM
RF 300mm F2.8L DO
RF 400mm F2.8L DO
RF 400mm F4 DO
RF 500mm F4L IS USM
RF 500mm F4 DO
RF 600mm F4 DO
RF 800mm F5.6 DO
・ズーム
RF 12-20mm F2L
RF 14-21mm F1.4L USM
RF 14-40mm F4L
RF 15-35mm F4L
RF 16-35mm F4L
RF 16-40mm F4L
RF 17-35mm F4-5.6 USM
RF 17-70mm F3.5-5.6
RF 70-135mm F2L USM
RF 70-300mm F4-5.6 IS USM
RF 70-400mm F4.5-5.6L IS USM
RF 100-400mm F3.5-5.6L IS USM(当サイト調べ)
こんなに発売されるの?と思った人がいると思います。ですが、残念ながらこれがすべて発売されるわけではありません。ちょっと説明します。
まず「2020年の噂」の項目のレンズは海外のサイトなどで噂として紹介されていたものです。あくまで噂レベルのもので、これらが全部発売/発表されるわけではないと思います。ですが、それらののうちの何本かは発売される可能性はかなり高いと思います。
そして「2020~2022年の噂」については、上記と同じように海外サイトなどで噂としてでていたレンズのほか、キヤノンが出願したレンズに関する特許を参考にしてまとめたものです。こちらはあくまで特許として出願しただけということになりますので、これらも必ずしも発売されるとは限りません。ですが、キヤノンがどのようなレンズを開発研究しているのか明らかになるという興味深い情報であることは事実です。
レンズのラインナップをみると単焦点Lレンズはほとんどf/1.4で、レンズの大口径化が進んでいくかもしれないことがわかりますね。そして非Lレンズも結構あって廉価なレンズについても研究されていることがわかります。
これらがすべて発売されるわけではないにしろ、結構多くのレンズが開発/研究されていて、これらの多くが発売されれば本当にかなりのラインナップが揃うことになりそうですよね。今後が楽しみです。
[template id=”4241″]
コメント