(記事を一部引用しています)
(記事元)https://kakaku.com/camera/digital-slr-camera/
価格.com一眼カメラでトレンド1位、売れ筋1-2-3獲得
価格.comによれば、ニコン製品がデジタル一眼カメラの1位、2位、3位を獲得しています。ランキングの詳細については記事元リンクからご覧ください。
記事によればニコン製品が売れ筋ランキングで1-2-3にランクインしています。内訳は、1位がZ 6 24-70+FTZマウントアダプターキット、2位がNikon Z 50ダブルズームレンズキット、3位がD780ボディということになっています。
そして、メーカ別の一眼カメラの売れ筋トレンドでもニコンはキヤノンを押さえて1位を獲得しています。価格.comの調査ではニコン製品はかなり売れていることがわかりますね。
新製品効果とキャッシュバックキャンペーンが奏功か
まず最も売れているNikon Z 6ですが、価格.comの調査によると、Z 6 24-70+FTZマウントアダプターキットの初値が33万円前後だったものが、現在の最安値で23万9000円ほどで販売されています。価格でいうと約9万円値下がりしてることになります。これにキャッシュバックキャンペーンのキャッシュバックが加わりますので、13万円ほど値下げされる状況になりますので、売れる理由は当然だと思いますね。
個人的には、このまま長く発売してもらって、できるだけZマウント利用者を普及させるような方向性にしたほうがいいのかな?と思っています。ただ、ニコンとしては利益率の少なくなった製品はなるべく早く切り捨てたいと考えている可能性もありそうです。最近のニコン製品はあまり値下がりしない傾向があったのですが、10万円以上値下がりするとは思ってもいませんでした。性能的にNikon Z 6は無難な製品ですので、安くなれば売れるのは当たり前といえば当たり前かもしれません。
そして、2位はNikon Z 50です。こちらもキャッシュバックキャンペーンの恩恵を得ていると考えることができそうです。Z 50の標準ズームキットは11万円まで値下がりしており、これもキャッシュバックキャンペーンと併せて10万円以下で購入できるので、こちら人気がでるのは当然のように思いますね。
3位のD780については、ニコンの人気機種のD750の後継機種で、さらにライブビューやライブビュー時の瞳AFを搭載したことなどにより、人気が出るのも当然という感じですね。このランキングをみると、D780の中身はほとんどZ 6にも関わらず両方とも売れているので、ミラーレスを発売すると一眼レフは売れなくなるということは、あまり考えなくてもいいのかな?という印象です。
そして、一眼レフ、ミラーレスとあわせた売れ筋のトレンドでもキヤノンを押さえてニコンが1位を獲得しています。これはEOS KissやD5x00といったエントリークラスの一眼レフやミラーレスを含めてのトレンドとなっていますので、ニコンはここにきて様々な製品が選択されているのかな?という印象ですね。ニコンユーザにとっては嬉しい結果なのではないでしょうか?
[template id=”4241″]
コメント
コメント一覧 (1件)
仮にレフ機とミラーレスが将来に渡っても共存できるなら、ニコンやキヤノンにとってはこれほど良い筋書は無いでしょうね。どちらのユーザーも満足させる事ができるのは、SONYやフジには出来ない事です。
そういう意味では、ニコンやキヤノンは趣味性が高く、ハイエンドなユーザーを満足させるレフ機を作っていけば良いんだと思います。
全体としてレフ機は衰退していくでしょうが、ファインダーの見え方の自然さ、また、バッテリー消費の問題は原理的にミラーレスがレフ機に追いつけない領域です。
Z6をD780へ落とし込んだように、今後もD800系以上を対象としてミラーレスからレフ機への水平移行によるエコシステムが完成出来れば、ニコンやキヤノンの今後も明るくなると期待します。
そう考えると、D3000番台や5000番台は早々にミラーレスへと置き換わっていくんでしょうね。