一般社団法人カメラ映像機器工業会は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2月27日から4日間、パシフィコ横浜で開催を予定していたCP+2020の中止を決定したと発表した。
中止理由については、新型コロナウイルスへの有効な治療薬や対処法の先行きが見通せない中、来場者および出展関係者の健康や安全面などを第一に考えた結果、としている。
(記事を一部引用しています)
(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200214-35149403-cnetj-sci
CP+が開催断念
CNETJapanが今月末開催のCP+について報道しています。
記事によれば、2月末に開催が予定されていた日本最大のカメラ展示会であるCP+の開催中止が決定したようです。現在、CP+の公式サイトはアクセスが集中して重くなっているようですが、実際に公式サイトにも下記のような画像が掲示されています。画像クリックで拡大します。
新型コロナの影響どこまで
先日の報道では、豪華客船内の感染者や武漢からの帰国者の感染者以外にも、市街地で普通に住んでいる方々からも感染者が発生したということがわかっています。このことから考えると、もう実際には各地で同様に感染した人がいて、すでにそのような人々が各地で新型コロナウィルスを周りの人に感染させている可能性が高いと思われますね。そのため、もう日本でも多くの人が感染することになり、普通の風邪の一つになるのだと思われます。
ウィルスの分野も面白くて、ウィルスが強すぎて致死率が高すぎると自分自身が検疫されたり、ワクチンが開発されて絶滅することが分かっているので、人の体内で馴化し致死性が低いものに変化していくと言われているそうです。そのため、この新型コロナウィルスも次第に人間に優しい形に変化して一般の風邪と同じようなものになるのではないのかな?と思います。ですが、お年寄りなど免疫の低い方々にはどのような風邪であっても問題となる可能性がありますし、免疫を持っていない人がほとんどなので多くの人に感染するうちに突然変異的に一時的に致死率の高いウィルスになる可能性もあるようですので注意が必要ですね。
さて、話をもどして残念ながら中止が決定したCP+ですが、各カメラメーカはここに併せて様々な新製品を発表するスケジュールを組んでいたと思いますので、メーカ側としても非常に残念なお知らせということが言えそうです。
実際には会場で何かしらの発表を、サプライズ的に検討していた会社もあっただろうと思いますので、そのような会社はすべて発表についてスケジュールを組み合わせないといけませんし、会場で配布予定の配布物などもすべて無駄になる可能性がありますので、これもまた非常にもったいないことになってしまいますね。
CP+は実際にカメラを触ったり利用することができる展示会ですので、その過程で感染が避けられない可能性があるという特殊な展示会であることは事実ですが、今後、様々な大規模な人が集まるイベントは次々と中止される可能性も考えられそうです。景気も落ち込むことになりますし、今回の新型コロナウィルスは大変なことになりそうです。
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