1位 EOS Kiss X9i ダブルズームキット KISSX9I-WKIT(キヤノン)
2位 D5600 ダブルズームキット D5600WZ(ニコン)
3位 EOS Kiss X9 ダブルズームキット ブラック KISSX9BK-WKIT(キヤノン)
4位 D3500 ダブルズームキット D3500WZ(ニコン)
5位 EOS Kiss X10 ダブルズームキット ブラック KISSX10BK-WKIT(キヤノン)(記事を一部引用しています)
(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00155374-bcn-sci
一眼レフは今何が売れている?
BCNが2020年1月13日から19日のデジタル一眼レフカメラのランキングを公開しています。
BCNによれば、1位はEOS Kiss X9i ダブルズームキット、2位がD5600ダブルズームキットになっているようですね。最近、比較的、Nikon D5600が好調でキヤノンから1位を奪ってランクインしていることも多かったのですが、今回は2位へのランクインということになっています。これまでは1位と2位をキヤノン製品が占めることがほとんどでしたので、ニコンは好調と言えるかもしれません。
10位までのランキングは記事元をみていただくとして、10位のうちキヤノン製品は5機種、ニコン製品も5機種となっていて、一眼レフに関しては両者とも同じように売れていると言えるのかもしれませんね。ですがニコンのほうがキヤノンと比較すると少し物足りない印象のランキングとなっています。
一眼レフ好調でもニコンが喜べないと思う理由
上位にD5x00シリーズやD3x00シリーズがランクインして、一見すると好調のように見えますが、実際には手放しで喜べない状況なのかな?と思いますね。
まず、ニコンはNikon Z 50というAPS-Cミラーレスを投入していますが、これらは比較的高額な製品です。価格的には現在、十分に値下がりしているNikon D5x00、D3x00シリーズと対等に渡り合うような競争力はありません。なので、Nikon Z 50とエントリークラスAPS-C一眼レフはいまのところ棲み分けができていると考えられます。
ですがキヤノンの場合はエントリークラスのAPS-C一眼レフと同等な製品が多くあります。例えばEOS Kiss M、EOS M200などの製品がそれに該当します。つまりキヤノンのエントリーモデルを購入しようとする人は一眼レフとミラーレスとに分かれることになるため、本来であれば需要がわかれ、それぞれのランキングが下がってもおかしくはありません。EOS Kiss Mもランキングが好調ですので、EOS Kiss Xシリーズが本来であればランキングを下げていてもおかしくないはずです。
なので本来なら競合するAPS-Cミラーレスのないニコンのほうが上位にランクインしていてもおかしくないわけですが、実際にはそうではなく、未だにランキング1位にキヤノン製品がランクインしていることが多くなっていますよね。
将来的にはニコンも廉価なAPS-Cミラーレスを発売する可能性があると思いますが、一眼レフのAPS-Cもそれなりに売れていますのでミラーレスの技術をうまく取り入れて、エントリー一眼レフのシェアも獲得していって欲しいですね。
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