ついに、我々は噂の流出元からの画像を入手した。彼らによると流出した画像はCanon 1DX Mark IIIだそうだ(または野外テストされているプロトタイプの一つかもしれない)。
それは誰かが本体に最終塗装なしのカメラをテストしているように見える。Canon 1DX Mark IIIの表面に塗装されていない生のアルミニウムの輝きを確認することができる。
1. Canon 1DX Mark IIIの発表時期
いま話せることは、カメラは2020年の1月か2月に発表されるという噂だ。
2. Canon 1DX Mark IIIの画像
我々はすでにCanon 1DX Mark IIIカメラのプレスリリース用画像を取得している。それは2019年10月30日にキヤノン自身によって交渉されたものだ。
3. Canon 1DX Mark IIIの確認された仕様
・更新されたCMOSセンサーとDIGICプロセッサ
・ファインダーでの16コマ/秒撮影
・ライブビューでの20コマ/秒撮影
・4K 10ビット 4:2:2 内部ビデオ録画
・Canon Log と Raw Videoをサポート
・デュアルピクセルCMOS AF、選択可能な525エリア
・Wi-Fi、Bluetooth、GPS
・10-Bit HEIF 静止画撮影のサポート
・デュアルCFexpressメモリカードスロット
・マグネシウム合金、イルミネーションボタン4. Canon 1DX Mark IIIの仕様に関する追加情報
・バッテリーの寿命はおどろくほどで、1DX Mark IIより長い
・ライブビューによる静音撮影はほとんど静音だ
・瞳AFはすばらしくよく機能する(ライブビューを利用してだと思う)
・AF-ONのトラックパッドは非常に革新的だ。素早く動作し、とても正確だ。情報筋の言葉によれば、それは本当に革命で、誰も古いジョイスティックを使わないだろう。(記事を一部意訳しています)
EOS-1D X Mark IIIの画像が流出?
EOS-1D X Mark IIIと思われる画像が流出した可能性があるそうです。記事元によれば、テスト中のEOS-1D X Mark IIIということのようですが、それが上記で引用している画像です。
よくみると、かなりおかしなデザインになっていますね。ほとんど金属がむき出しのような状況になっています。黒く塗装というか、ゴム的なフィルムのようなものが張られているようにも見えます。さらにそのフィルム同士の間にも金属らしきものが露出している部分があり、それが何かしらの接合面のようにも見えますね。
個人的には、たぶんボディは金属を削りだして作ったか、3Dプリンタなどで加工されたテスト機用のプロトタイプで、それにフィルムなどを貼ってカメラのようにしたものではないのかな?と思いますね。そして実際に撮影して持ちやすさや使い勝手などをテストしているのではないのかな?と思います。
連写性能向上
キヤノンのカメラにはデュアルピクセルCMOS AFを搭載しているため高速なAFが可能で瞳AFなども実装されているようですね。デュアルピクセルCMOS AFは、センサー上のすべての画素を二つに分割し、それを位相差センサーのように利用できるシステムで、すべての画素を位相差センサーとして利用できるというメリットがあります。他のメーカは、画素を取り除いて、そこに位相差センサーを内蔵させているのでいわゆる液晶画面のドット欠けのような状態になってしまい、画質に影響があると言われています。ですが、この方法ですとドットがけのようなことがないので画質に影響が少ないと言われていますね。
ただ、すべての画素を二つに分割しているということは、それだけ事実上の画素数が増えていることになるので、画素を合成して画像として出力するのに演算時間がかかり、高速な連写が難しいのでは?と言われていました。これまで最高速度は10コマ/秒だったのですが、EOS M6 Mark IIでその壁を破り、さらに噂によればEOS-1D X Mark IIIでは20コマ/秒も可能なようですので、その壁は完全に取り除かれたということがいえそうですね。
そんなわけで来年2月にも発表があるということで、様々な情報が少しずつもれてきている状況です。さらなる驚きの情報がでてくる可能性もあるので楽しみですね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)http://thenewcamera.com/canon-1dx-mark-iii-leaked-image-and-more/
コメント
コメント一覧 (1件)
これは未塗装の試作機の様に見えます。
機能確認ならば塗装の必要はありませんから。
張り皮は掴んだ感触が違ってしまうので張ってあるのだと思います。
ただこの状態で触れるのはキヤノンの開発部門か極近い限られた人ですね。
試作機では仕上げをしていない、すべての部品が取り付けてない等
良くあることです。
フィールドテスト用の貸し出し機は量産品と同じ仕上げをすると思うので、
これはその前段階の物かも知れません。