ついに、我々はAPS-CミラーレスカメラのNikon Z 30が2020年に発表されるという、いくつかの強い兆候を得た。Nikon Z 30は上記の3Dモデルと同じデザインになるようだ。このデザインは数ヶ月前のニコンが出願した特許から明らかになったものだ。
Nikon Z 30はエントリークラスミラーレスカメラ
Nikon Z 30はエントリークラスのミラーレスカメラで、Nikon Z 50の下のクラスになる。デザインのようにNikom Z 50と比較するとボタン類が省かれ、EVFがなくコストを低減させている。
(記事を一部意訳しています)
ニコンが来年にもZ 30を発表か?
噂によればニコンがNikon Z 30を来年にも発表する可能性があるかもしれないとしています。そのカメラはエントリークラスに位置づけられるカメラで、Nikon Z 50の下に位置するカメラとなるようですね。
気になる仕様ですが、仕様に関する詳細はわかっていませんが、上記の画像のようなデザインになるだろうとしています。ですので、その画像から判断すると、ボタンやダイヤル類が少なくなったり、EVFがないようなカメラになる可能性があるようですね。
ただデザイン的にはポップアップEVFが入りそうな形状もしていますし、外付けで搭載できる可能性もありますので、そのあたりはまだもうちょっと詳しい仕様がわかってこないと何も言えなさそうなところはありますね。
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Zシリーズは小型化は不可能か?
ニコンとキヤノンはフルサイズ専用にマウントを設計したので、ニコンのZマウントとキヤノンのRFマウントは内径で5cmほどもある大きなマウントになっています。そのおかげで、フルサイズセンサーでも一眼レアより良好なレンズが作れるようになっているうですね。ですが、今度は逆にAPS-Cセンサーを採用するカメラとしては、これらのマウントはやや大きすぎるかもしれません。
上記の3Dモデルをよく見ればわかりますが、マウント部が本体より上部に飛び出すようなデザインになっています。とすると、これ以上の小型化は、マウントの強度などを考えると恐らく不可能なのではないかな?と思います。もちろん、もっと小さくはできるでしょうが、もっとマウント部分が飛び出して”なで肩”のようなカメラになりますね。
逆にソニーのEマウントやキヤノンのEF-Mマウントは内径が4cmほどしかないので、Zマウントより約1cmほど小さなカメラを作れる計算になります。
この1cmの差がどの程度デザインや小型化に影響し、それがセールスに影響を与えるのかはわかりませんが、少なくとも設計の自由度は下がるのでは?と心配してしまいますね。1cmぐらいなら大丈夫でしょうか?
そしてマウントが大きいのでどうしてもレンズの鏡筒も大型化してしまいます。そうすると大きなレンズになるのでかさばることになり、これもどのように影響するのか心配なところですね。
ですがレンズの鏡筒が大きいのにはメリットもあるようで、レンズが太いぶん沈胴機構を作りやすくなり、そのぶんレンズを薄くできるというメリットがでてきそうです。実際にNikon Z 50のレンズは薄くできているにも関わらず、光学特性はよさそうなので、それらのメリットが発揮されている可能性も考えられそうですよね。
いずれにせよマウントのサイズにおいて、それぞれデメリットとメリットがありますので、デメリットはなんとかカバーしていかなければならないわけですが、そこが腕の見せ所といえるのでしょうね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)http://thenewcamera.com/nikon-z30-camera-design-announcement-next-year/
コメント
コメント一覧 (3件)
ファインダーレスの小型DXZは結構早く出してくると思う。
仮にそうなればダブルレンズキット(標準ズームと単焦点)として出すんじゃないだろうか。
個人的には、オリンパスが銀塩OMのオマージュ?みたいなデザインで出したように。
リトルニコンEMのそっくりさんで出してほしいなあ・・・
無理ですか。
年寄りしか買いませんか(^^)
Nikon1J6ですね。待ってます。