2019年9月に述べたように、ついに日本の信頼できる情報筋から、キヤノンの次の発表がCanon EOS Raであることを確認することができた。Canon EOS Raは天体撮影用のカメラでEOS Rと同じセンサーを利用している。EOS Raは改良されたローパスフィルターのために赤外線にもっとセンシティブになっているだろう。残りのカメラの主要部分はEOS Rと同じになるとみられている。
(記事を一部意訳しています)
次のフルサイズミラーレスは天体撮影用のカメラ
キヤノンが次に発売するフルサイズミラーレス用のカメラはEOS Raで天体撮影用のカメラとなるようです。以前に投稿していただいた方の情報によると、キヤノンが天体撮影用のカメラを発売するのは、EOS 60Daが2020年の4月にサポートが終了するからだそうです。なんでミラーレスになるのか?というとフルサイズ一眼レフではミラーボックスによるケラレがでるため避ける意味もあるということでした。そのためEOS Rを利用して天体撮影用のカメラを発売するということなのでしょうね。カメラメーカとしては、とにかく特定分野のプロフェッショナル用カメラのサポートを切らすわけにはいかないということなのだど思われます。
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普通のカメラと何が異なるのか
様々な違いがあるようですが、記事にあるようなフィルターに関する変更が大きいようです。通常のセンサーには人間の目で見たのと同様に自然な色合いで移るようなフィルターを設定しているのですが、このフィルターがなければカットされる光が少なくなったり、特定の波長の感度が大幅に上昇したりするので、暗い宇宙などでも短時間で撮影できるというメリットがあるようですね。
さらに赤外線撮影をする場合にもフィルターが赤外線をカットしてしまうのでフィルターを取り外したり、赤外線をカットしないフィルターにするなどして赤外線でも短時間で撮影できるようにしているようです。そのため記事でも赤外線にはセンシティブになっているということのようですね。
というわけで次のフルサイズミラーレスはEOS Raですが、その次がどのような機種になるのか楽しみになってきましたね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)http://thenewcamera.com/canon-eos-ra-announcement-next/
コメント
コメント一覧 (1件)
天体撮影用のカメラをミラーレスにするのはミラーボックスがない事の他に光学ファインダーも
反射ミラーも必要がないからです。
光学ファインダーでは暗い星が見えず天体望遠鏡にカメラを取り付けて星雲などを狙うのは相当の訓練が
必要です。
架台に余裕があればガイドスコープを同架することもありますが。
またミラーショックも無視できません。
拡大や、暗い被写体を明るく見せてくれる液晶モニターがあればそれで十分です。
センサーはノイズの少ない物を選別すると思います。
60Da、D810A共にノーマル品より長時間露光でのノイズは少ないです。
キヤノンは公表していたと思います。
D810Aは天文ファンの方の比較結果です。(ニコンも公表していたかもしれません。)
キヤノンを使っている天文ファンの方は久しぶりの新製品なので喜んでいると思います。
ニコンもキヤノンも次に天体撮影用カメラを出すのは何年も先になりそうです。
ただしニコンはバリアングルモニターではないのでバリアングルモニターにして
早めに出すことは考えられます。