パナソニックの空間認識AFにAIが搭載されるかもしれません。
信頼できる情報源は、人工知能を利用した次世代の空間認識AF(DFD2)の可能性があると述べている。
パナソニックは近い将来には彼らのセンサーの像面位相差センサーを使用するのを止めるだせろう。代わりにAIを利用したDFD2が利用される。カメラを練習させることが可能になるかもしれない。恐らく来年に登場する。
これが100%正しい情報だと確信している。この機能がパナソニックの新しいフルサイズミラーレスカメラに搭載されるかどうか100%の確信はないが、しかし情報源はカメラに新しいAI機能が搭載される可能性が高いと聞いていると述べた。
パナソニックはAIを利用した空間認識AFを像面位相差センサーのかわりに利用していくようです。
空間認識AFはコントラストAFの応用のような技術です。コントラストAFは最もコントラストが大きくなる場所がピントの合っている場所というように判断してピント合わせをしていくので、ピントの正確性が高いと言われています。ただし、現在のピントの場所から近いところに被写体がいるのか遠いところに被写体がいるのか判断できないので、逆の方向にピントを動かしてしまう可能性があります。よく一度ピントがぼける方向に動いた後、あわてて逆方向に動くような動作をするカメラをみたことがあると思います。
位相差AFははじめからどちらにピントを合わせればいいかわかりますが、フォーカスの正確性に欠けると言われ、最初に位相差で大まかに動かす量を判断してから、最終的にコントラストAFで調整するというようなことをしているカメラもあります。
空間認識AFは、あらかじめピントが異なる2枚の写真を比較すると、どちらにどの程度ピントを移動させればいいかを判断してくれる技術で、コントラストAFと位相差AFのいいとこ取りのようなことができると言われています。
そして記事によれば、パンソニックはこれにAI技術を利用して、ボケの違いからより正確にピントが合焦する場所を判断するような仕組みを取り入れようとしているようです。ご存じの通り画像解析はAIの得意分野ですから、二つの画像を比較してピントが合う方向と距離を判断するような機械学習を行うようにすれば、かなりの確度でコントラストAFでも高速に迷うことないAFができる可能性がありますね。
これが実現すると位相差AFも必要なくなる可能性もありますので、より安価なセンサーで高速なAFが実現できる可能性があるので興味のあるところですね。
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