富士フイルム X-Pro3の問題で訴えられる
富士フイルムがX-Pro3の耐久性の問題で訴えられているようです。どのような問題が発生して、なぜ訴えられているというのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。以下は記事を機械翻訳したものになります。
訴状によると、富士フイルムが何年にもわたって「抜群の耐久性」を約束するために使用する複数の宣伝文句にもかかわらず、代わりにカメラは確実に機能せず、欠陥、損傷、欠陥がないとは言えない。これは主に、通常かつ意図した使用と説明されている後に勝手にゆるんだり外れたりする欠陥リボンコネクタケーブルをカメラが使用していることに起因する。
「この欠陥により、ビューファインダーおよび/またはLCDタッチスクリーンに不具合が生じたり、完全に動作しなくなったりして、デバイスの機能と性能に影響を及ぼした」と訴訟を提起しています。
「ほとんどの消費者は、警告なしにこの欠陥と関連する問題に遭遇しています。実際、多くの消費者は、緩んだり外れたりした後、予期せずこの不具合を経験しました。しかし、この欠陥は、気づかれたり経験されたりするよりもずっと早くから存在し、継続的に進化していた。これは、リボンコネクタのケーブル機構が、通常の使用、頻繁な開閉、表示モードの切り替えに耐えるにはあまりにも弱いためです。”
リボンケーブルに不具合か??
記事によれば、富士フイルムのX-Pro3にはリボンケーブルが利用されていて、そのケーブル自体の耐久性、もしくはコネクタ部に何かしらの不具合があり、ケーブルが切れたり接触不良になり使えなくなってしまうということを問題視しているようです。
このリボンケーブルというのは、電子機器を分解したりノートパソコンの部品を交換したりした人ならみたことあると思うのですが、一般的にはオレンジ色のペラペラしたフィルム状のケーブルのことを述べているのだろうと思います。
そしてこれが実際に発生することなのか?ということですが、記事によればネットで検索すると同様の症状をした画像がいくつか検索できるとして実際に発生している事象なのは間違いないようです。
このため、現在、ニューヨークで他の人と集団訴訟になったとしています。
記事では「頻繁な開閉」が原因の一つという記述があるので、ひょっとしたら背面液晶などを頻繁に開閉したとき、リボンケーブルが耐えられなくなって破れてしまったりして機能しなくなった可能性もあるのかなと思いますね。
実際に耐久テストなどは行っているはずだと思うのですが、実際にハードに使用すると壊れてしまう可能性があるのは残念ですね。そして、これが本当に訴訟として認められるのかどうか判決も気になります。わかりましたら追って当サイトで報告したいと思います。
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コメント
コメント一覧 (2件)
リボンケーブルとはポリイミド(カプトン®等)のベースに銅箔を貼り付け
エッチングで仕上げた物と思いますが、ポリイミド自体は強度のある樹脂で
通常は簡単には切れません。
但し銅箔があると曲率半径が小さくて曲げ伸ばしを繰り返すと切れてしまいます。
恐らく可動の為に設けければならないフトコロがないのでしょう。
フレキシブル基板側の可動部長さの誤りとボディ側の設計の問題ですね。
経験を積まないと失敗しやすいところです。
他社のレンズなどでフレキシブル基板が切断してAFが壊れやすい物があったりと、
それと同じです。
Hidden LCDは面白い試みだとは思いましたが画面を見るには必ず開閉動作をしなければならない構造なのでリボンケーブルへの負担は多いように思いますね。
フジとしてはX-Pro3はあまり背面モニターは見ずフィルムカメラのように撮影を楽しんでほしかったのかなと思いますが、それでも撮影に出れば何度か開閉して画面を見るでしょうし耐久性が低かったとしたら残念ですね。
これによってX-Pro4はどのような仕様になるのか、Hidden LCDを継続するのか気になりますね。