ニコン 2023年3月期第1四半期の決算を公表
ニコンが2023年3月期の第1四半期の決算を公表しています。カメラ事業はどのような結果になっているのでしょうか?
それでは決算の内容をみてみます。
台数減少も増収増益
ニコンが2023年3月期の第1四半期の決算を発表しました。ニコンの決算は年度決算なので、第1四半期は4月~6月の決算ということになります。
まず映像事業ですが、レンズ交換式カメラの販売台数は前年同期比で2万台のマイナス、交換レンズは前年同期比で5万本のマイナスということになっているようですが、高価なカメラやレンズ、そして恐らく円安の効果もあって増収増益となっています。映像事業が黒字というのは心強いですね。
また2023年度の見通しについても、前回の予想から50億円の上方修正で、前年比で368億円の増収、80億円の増益ということになるようです。こちらも円安の影響があるのか、かなり前年より増収増益になっていますね。
さらにカメラやレンズの販売台数については、販売台数は前回予想から据え置きということで、台数は減っていますがこれは予想通りだったのかもしれません。しかし、中高級機へのシフトが順調に推移しているので、売上と利益の両方に貢献しているようです。
ニコンにとっても円安はかなり決算にプラスに働いているようですね。それに中高級機へシフトしたことで利益率も向上しているようですが、カメラ初心者の取り込みは期待できないので将来的にどうなるのかちょっと心配です。
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