このような機能を搭載して欲しいという人がおおいようです。
1 POE(Power Over Ethernet)
LANケーブルを利用した電源の供給能力は、とても優れた機能追加になるだろう。イベント中にカメラを触るようなことが難しい場所でのリモート撮影をするプロフェッショナルにとって非常に便利だ(バスケットボールの試合中のバスケットの後方など)。この機能は、電源、画像転送、レリーズケーブルをケーブル1本での設置で済むなどリモートカメラの簡単な設定を可能にする(通常は3本)。
2 有機ELスクリーン
有機ELは画面の特定部分を点灯できるタイプのLEDスクリーンだ。これはスクリーンに本当の黒色と、素晴らしいコントラストをもたらす。ニコンはまた上部の液晶も同様に有機ELに置き換えるべきだ。これによってユーザによるカスタマイズを可能とし、そしてユーザの必要に応じた変更を可能にする。例えば、露出の詳細、録画時間、ヒストグラム、波形、オーディオレベルなどを表示することができる。
3 チルト式スクリーン
チルトスクリーンによって、よりD6を簡単、快適に利用できるようになる。低い場所や高い場所での撮影に床に寝転がったり高い場所からライブビューをのぞき込むような撮影をしなくても済む。ニコンはチルト式スクリーンのために頑丈な筐体を作るべきだ。
4 タリー/レコーディングライト
ビデオタリーライト(カメラ前面)をオン/オフできる機能を持たせることで、ビデオ撮影中のカメラの使用がとても便利になる。
5 操作性の向上
ニコンはこの分野がとても欠如している。D850のようなタッチ機能によるメニュー選択や、設定のための検索機能を作成するべきだ。ニコンはまた、すべてのボタンにすべての機能を割り当てられるようにできるはずだ。
6 SnapBridge/WiFI
最近ではプロカメラマンは非常に多くの画像を簡単に送る必要があるため、簡単な方法で画像をネットに送信する方法が必要だ。
7 NDIとの接続、またはIPを介したビデオプロトコル
D5にはLANポートがある(D6にも99.9%の確率であるだろう)。ネットワークの動画ライブ配信における放送業界の最新プロトコルはNDIだ。ニコンはNDIライセンスで追加の支払いをして、それを作るべきだ。ライブ配信能力を含めることで、ニコンの製品の幅を増やすことになるだろう。このことは利益を幅広く得られるのでニコンの財政上の安全を高めることになる(記憶が正しければビデオカメラでNDIに対応しているものはない)。
(記事を一部意訳しています)
早ければ年内のも発表があるかもしれないと言われているNikon D6に、様々な機能の要求があるようですね。
普通の人が利用するぶんには、ほとんど完成されたカメラのように思えますが、プロユースではまだまだ細かな改善点が残っているものですね。
背面液晶の有機EL化、チルトスクリーン、WiFi接続などはもはや常識みたいなものですから、これらは確かにあったほうがいいのかな?と思いますね。値段が高くなりますが、プロユースなので経費になりますし。
面白いのはPoEとNDIですね。それぞれどのようなものでしょうか?
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まずPoEですが、Power Over Ethernetの略で、LANケーブルを介して電源を供給する仕組みです。あまり聞いたことないかもしれませんが、規格されてからもう10年ぐらい歴史のある規格で、様々なものに利用されています。
例えばわかりやすい機器ですと、監視カメラ、各種測定機器などですね。監視カメラなどは、録画機器とカメラを有線接続し、さらに電源を供給するために100Vの電源とACアダプタなどが必要になります。しかし監視カメラをIP化して動画をLANケーブルを介して閲覧できるようにし、さらにPoEを利用することでLANケーブル1本で電源の供給と動画の配信が可能になります。
これと同様に一眼レフでもLANケーブル1本で電源供給、動画の配信が可能になり、さらにカメラの操作もできるようになればかなり便利になりそうですね。
NDIというのは、自分も詳しくないのですが最近のストリーミング配信の仕組みの一つのようです。動画の配信には、撮影、編集や加工、配信というものが必要になるわけですが、それをすべてIP化して行う仕組みの一つのようですね。これに対応しているカメラはないので、ニコンが対応すると、製品として幅が広がるということだろうと思います。
いよいよ発表が近いとされているD6ですが、どのようなものになるのでしょうか?
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(記事元)https://nikonrumors.com/2019/03/22/what-should-nikon-put-in-their-next-flagship-the-d6.aspx/
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