Nikon Z fcの価格調査
久しぶりのNikon Z fcの価格調査です。価格.comの調査によれば、現在のNikon Z fc 16-50 VR SLレンズキット(以下、標準ズームキット)と、Nikon Z fc 28mm f/2.8 Special Edition キット(以下、単焦点レンズキット)の価格は以下の通りになっています。
・標準ズームキット 最安値12万9562円 平均価格 13万9421円
・単焦点レンズキット 最安値13万3800円 平均価格14万8148円
上記で引用したグラフは標準ズームキットの価格グラフになります。価格推移をみると、一時的に最安値が下落していた時期がありましたが、いまは以前の水準まで戻っています。また平均価格は2月末を底にしだいに上昇しています。このことから、Nikon Z fcの標準ズームキットは供給が不足していて、少しずつ価格が上昇していることがわかります。また、標準ズームキットは初値は13万4640円でしたので、ほとんど価格が下がっていないことになります。
この状況は単焦点レンズキットも同様で、最安値こそ値下がりしていますが、平均価格は相変わらず一定で変化がありません。
再び供給不足の局面か
それでは、現在のNikon Z fcの販売ショップ数を調べてみます。
・標準ズームキット 14/32ショップ
・単焦点レンズキット 23/34ショップ
販売しているショップ数は多少はあるのですが、全体的に掲載ショップ数自体が少ないという状況です。そして、さらに、特に全国チェーン店系の製品在庫は絶望的な状況です。例えば標準ズームキットで在庫がないショップは、カメラのキタムラ、エディオン、ヨドバシ、コジマ、ヤマダ電機などが売り切れになっています。そしてビックカメラは掲載すらしていません。
一般的にカメラ販売で価格.comに掲載されているショップでは、通販主体の激安系ショップ、地方の有名カメラ店、全国チェーン店系のショップという順で価格が高くなっています。激安系が最も安く、ポイントが付与される全国チェーン店系のショップが最も価格が高くなっています(ポイントを換算すると地方の有名カメラ店よりわずかに高いぐらいの価格になります)。
そして、カメラの在庫がなくなるのが最も早いのが全国チェーン店系のショップで、その次に地方の有名カメラ店、最後に激安系ショップという順番になっています。これは、恐らく名前の通っている有名店のほうが安心してカメラを購入できるので、全国チェーン店系のショップから売り切れていくのではないかと思います。
そして、現在、その全国チェーン店系のショップが在庫なしの状態になっていることから、いまは製品の供給がなく、在庫不足の局面になっているのではないのかなと思いますね。なので、しばらくは価格の上昇が続いてくのだろうと思います。
Nikon Z fcは、恐らくですが、これまでのニコン製品の状況からみると需給調整をかなり綿密にやっていると思われるので、価格が大幅に値下がりするということは考えられないと思います。なので、いつ購入しても問題ないと思います。ベストはキャッシュバックキャンペーンが実施された直後に購入するのが最も安く購入できる時期になるのではないかと思います。
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