NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR PF Sレビュー
来週発表されると噂されているNIKKOR Z 800mm f/6.3 VR PF Sですが、このレンズのレビュー記事が掲載されています。まだ発表/発売していないのに、もうレビュー記事が?と思うのですが、どうやらニコンが特定のメディアに対して発表前の独占レビューを認めたようです。これは、前回発表された400mmのレンズでも同様なことが行われているとされ、新しいマーケティング手法なのではないかと見られています。
通常の場合、発表までは情報を公開しないという条件で、メーカは各種製品を貸与し、発表と同時に各種メディアで公開してもよいというような対応になるのですが、今後は一部のメディアにのみ独占的に発表前のレビューの掲載を認めるというような方針に変化した可能性がありそうです。こうすることによって、発表時の意外性や衝撃というものは少なくなるのかもしれませんが、ティザー広告のような効果があるのではないのかなと思います。
NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR PF Sはどのような製品か
実際に動画をみてみたのですが、仕様で定量的な数値がわかるような発言はありませんでした。なので仕様は発表日まではわからないようにレビューすることが条件になっている可能性が高いのかなと思います。
ただし、唯一なんとなく仕様がわかるのが、Z 400mm f/2.8と比較している部分です。それが上記のキャプチャー画像です。この画像の右側がZ 400mm f/2.8で、左側がZ 800mm f/6.3です。レンズ本体の先端は金色のラインがあるところまでで、その先は取り外し可能なフードになります。なのでこれらを比較すると、ほぼ同じ全長のレンズであることがわかります。
また動画のなかでは、Z 800mm f/6.3のほうが400mm f/2.8より軽量という発言も聞いてとれました(間違っていたらすいません)。そのため、Z 400mm f/2.8より人間が感じることのできるレベルで軽量化されている可能性が高いのかなと思います。
ちなみに、Z 400mm f/2.8の全長はマウント基準面からレンズ先端までで380mm、重量は約2950gですので、Z 800mm f/6.3も約380mmの長さで、重量は少なくとも2950gから手に持ってわかる程度まで軽量化されている可能性が高いことがわかります。そしてFマウントの800mm f/5.6の全長は同じ条件で461mmですので、80mmも短くなっているということになるのだと思いますね。さらに重量は約4590gですので大幅に軽量化されているのは間違いありません。
このように比較してみると、小型化にはPFレンズは絶大な影響があるのだなと感じますね。これを採用してなんとか小さな望遠レンズを作りたいと考えるのも理解できます。
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