Z 24-120mm f/4 Sレビュー
・ニコンの24mmスタートのレンズのなかで、70-120mmもf/4で使え最も汎用性の高いモデル
-PhotographyBlog
・焦点距離、絞りに関わらず、中央部は素晴らしいシャープネスで、周辺部も良好
・周辺減光や直射日光時のフレアが気になるが、色収差、歪曲収差はよく抑えられている
・AFは非常に速く静粛で、静止画、動画ともに理想的
・このレンズの1099ドルという価格は非常にリーズナブル
NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sのレビュー記事が掲載されています。記事ではより詳細なレビューや、サンプル画像などもありますので、全文は記事元リンクからごらんください。上記は「総括」の部分をまとめたものになります。
レビューでは、24-120mm f/4 Sはニコンの24mmスタートの5本目のレンズになるが、その中でも汎用性が高い焦点距離でf/4通しのレンズで、とても利便性が高いレンズだとしています。
レンズの性能的には周辺減光と直射日光時のフレアが気になるようですが、その他の収差やAFなどはかなり優れているらしいことがわかりますね。
通常の標準ズームは24-70mmぐらいのものが多いのですが、このレンズは望遠端が120mmなので、もうちょっと寄りたいというような撮影も可能になるので、標準ズームよりはかなり使いやすく便利なのかなと思います。
これが望遠端が200mmになると重くなりますし、また画質も低下しそうですし、100mmだと物足りなさそうなので、120mmか150mmぐらいの望遠端が今時ではベストなのかもしれません。
24mmスタートのZレンズの比較
それでは、既存のZマウントレンズの焦点距離と、その価格を比較してみましょう。それぞれレンズ名、レンズの全長、重量、現在の最安値となっています。
・NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 全長51mm 195g 4万6900円
・NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S 全長126mm 805g 27万0000円
・NIKKOR Z 24-70mm f/4 S 全長88.5mm 500g 8万4800円
・NIKKOR Z 24-120mm f/4 S 全長118mm 630g 12万5730円
・NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 全長114mm 570g 11万0980円(参考)
-価格.com
・NIKKOR Z 28-75mm f/2.8 全長120.5mm 565g 11万3850円
こうしてみると、24mmスタートのレンズって結構あるのですね。旅行用だとすると、24-120mm f/4 Sと24-200mm f/4-6.3 VRと迷うところかもしれません。価格はほぼ同じ、重量は24-200mmのほうが軽く、しかもレンズ内手ぶれ補正があるしということで結構スペック的には高いです。
ただ、24-200mmのほうは非S-Lineのレンズですので、画質的にはやや劣ることは間違いないと思いますね。あとはどのような被写体を撮影するのかなど自分の撮影スタイルに依るのだろうと思います。
筆者は望遠レンズはほとんど使わないので購入するなら24-70mm f/4か、軽量とコスト重視で24-50mm f/4-6.3を選択すると思います。人によって使う焦点距離って本当にぜんぜん違うので面白いですよね。
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