シグマがLマウント用レンズを11本発売するようです。
株式会社シグマは2月26日、35mmフルサイズ対応のArtライン交換レンズに「Lマウント用」を順次追加すると発表した。全て発売日は未定だが、14mmから135mmまでの11本をラインナップしている。
2018年9月に発表した「Lマウントアライアンス」の協業により採用するレンズマウント。Lマウント専用に開発した制御アルゴリズムにより、AF駆動方式や通信速度を最適化。AF-Cモード、カメラ内手ブレ補正機構、カメラ内収差補正機能にも完全対応するという。
各レンズの発売後には、手持ちの対象レンズをLマウントに仕様変更する「マウント交換サービス」(有償)も受け付ける。
現時点の対応カメラは、ライカカメラ社の「ライカSL」をはじめとする35mmフルサイズ/APS-C機が発売済みで、パナソニックからは「LUMIX S1R/S1」が3月23日に発売される。
なおシグマは、Lマウントカメラ用の「SIGMA MOUNT CONVERTER MC-21」を同時発表。シグマSAマウントレンズおよびキヤノンEFマウント用シグマレンズをLマウントカメラで使えるようになる。
・SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art(税別21万9,000円)
・SIGMA 20mm F1.4 DG HSM | Art(税別15万円)
・SIGMA 24mm F1.4 DG HSM | Art(税別12万7,000円)
・SIGMA 28mm F1.4 DG HSM | Art(税別16万円)
・SIGMA 35mm F1.4 DG HSM | Art(税別11万8,000円)
・SIGMA 40mm F1.4 DG HSM | Art(税別16万円)
・SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Art(税別12万7,000円)
・SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art(税別6万9,000円)
・SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art(税別16万円)
・SIGMA 105mm F1.4 DG HSM | Art(税別22万円)
・SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art(税別17万5,000円)(記事を一部引用しています)
シグマがフルサイズミラーレスのLマウント用レンズを11本発売するようです。レンズはすべて単焦点レンズで、ほぼf/1.4の大口径単焦点レンズとなっているようです。ここまで一気に発売されるとなると、Lマウントはあっという間に様々なレンズが揃うことになりそうです。
通常の撮影には十分な超広角から、ポートレート撮影向けと思われる超望遠レンズまでかなり満遍なく発売されますので、超広角~中望遠あたりの画角の撮影はほとんど間に合ってしまいますね。さらに、中望遠マクロも発売されますのでマクロ撮影にも対応が可能です。
これであとは200mm、300mm、400mm、500mmぐらいの望遠レンズが発売されれば、Lマウントの単焦点レンズはほぼ揃ってしまうことになるのではないでしょうか?
ですが、これには裏があるようです。
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まあ裏というか、ほとんどの人が理解されていると思いますが、これは既存のフルサイズ用に発売されているレンズにマウントアダプタを内蔵して、レンズの全長を大きくしたもののようです。なので、既存の光学設計そのままLマウント用にしているため、レンズの大きさはかなり巨大なものになってしまっているのが写真から窺えます。
短くなったフランジバックに合わせて新設計のレンズを発売するという可能性もなくはないですが、そのあたりはどのようになるのでしょうか?またLマウント用に新設計されたレンズを、ZマウントやRFマウント用レンズとして発売する可能性があるのかどうかについても気になるところです。ひょっとしたら、フルサイズミラーレス専用のレンズについて、シグマはLマウント用しか発売しない可能性も考えられそうですので、そのあたりを心配する人は多いと思いますね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
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