ファームが更新されています。
Nikon Z6用
ファームウェア C:Ver.1.00 から C:Ver.1.01 への変更内容
• [セットアップメニュー]>[HDMI]>[詳細設定]にて、[N-Log設定]を[する]に設定した場合、下記の条件において、動画撮影時の[制御上限感度]が機能するようにしました。
– 撮影モードP(プログラムオート)/ S(シャッター優先オート)/ A(絞り優先オート)の場合
– 撮影モードが M(マニュアル)で、[動画撮影メニュー]>[ISO感度設定]にて、[Mモード時の感度自動制御]を[する]にした場合
• マウントアダプター FTZ を介して非CPUレンズをカメラに装着し、[セットアップメニュー]>[レンズ情報手動設定]にて、焦点距離を設定して撮影すると、他社製のソフトウェアで表示される Exif情報の「レンズの35mm 換算の焦点距離情報」が正しい値になっていない現象を修正しました。
• 電波制御アドバンストワイヤレスライティング使用時に、[AFエリアモード]を[オートエリアAF]に設定した場合、カメラが人物の顔を認識すると、露出オーバーになってしまう現象を修正しました。
• 静止画モードにて、スピードライトを装着した状態で、撮影モードを P(プログラムオート)に設定し、絞り値が f/32 になるような条件で撮影すると、絞り値の情報が正しい値になっていないことがある現象を修正しました。
• 電波制御アドバンストワイヤレスライティング使用時に下記の条件で撮影すると、シャッター速度が 1/100s 以上の場合にスピードライトが同調しない現象を修正しました。
– [静止画撮影メニュー]>[フリッカー低減撮影]を[する]
– [カスタムメニュー]> d5[電子先幕シャッター]を[有効]Nikon Z7用
ファームウェア C:Ver.1.02 から C:Ver.1.03 への変更内容
• [セットアップメニュー]>[HDMI]>[詳細設定]にて、[N-Log設定]を[する]に設定した場合、下記の条件において、動画撮影時の[制御上限感度]が機能するようにしました。
– 撮影モードP(プログラムオート)/ S(シャッター優先オート)/ A(絞り優先オート)の場合
– 撮影モードが M(マニュアル)で、[動画撮影メニュー]>[ISO感度設定]にて、[Mモード時の感度自動制御]を[する]にした場合
• マウントアダプター FTZ を介して非CPUレンズをカメラに装着し、[セットアップメニュー]>[レンズ情報手動設定]にて、焦点距離を設定して撮影すると、他社製のソフトウェアで表示される Exif情報の「レンズの35mm 換算の焦点距離情報」が正しい値になっていない現象を修正しました。
• 電波制御アドバンストワイヤレスライティング使用時に、[AFエリアモード]を[オートエリアAF]に設定した場合、カメラが人物の顔を認識すると、露出オーバーになってしまう現象を修正しました。※ 【ファームウェア C:Ver.1.01 から C:Ver.1.02 への変更内容】に追記した修正内容がありますので、「過去の変更内容」も併せてご覧ください。
Nikon Z6/Z7のファームウェアがアップデートされました。変更内容はほとんどがバグフィクスで新機能の追加というのは、残念ながらあまりありませんでした。
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ファームウェアのアップデートとえば注目の機能がありました。それは瞳AFですね。
ニコンがフルサイズミラーレスを発表したとき、顔認識AFはありましたが、残念ながら瞳AFは搭載されておらず、多くの人が失望していたようです。ネットでもそのような意見が散見されていましたね。
瞳AFというのは人間の瞳に合わせてフォーカスを自動的に合わせてくれる機能で、例えばポートレート撮影などではマニュアルフォーカスやAFポイントを移動させて厳密に瞳にAFを合わせるような作業が必要なく、自動的に瞳にフォーカスを合わせてくれるので、構図に集中できるということで好評な機能です。
なのでNikon Zシリーズに搭載されず残念な思いをした人が多かったわけですが、その後、ファームウェアのバージョンアップで瞳AFが搭載されるということで期待していた人も多かったと思います。ですが、今回のファームウェアのアップデートでは残念ながら瞳AFの新機能は搭載されませんでしたね。
恐らくですが、開発中と思われますので、しばらく待つ必要がありそうですね。
(記事元)Z6ダウンロードページ
(記事元)Z7ダウンロードページ
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