コンデジ売れ筋ランキング
BCNがコンパクトデジタルカメラの売れ筋ベスト10を公開しています。集計期間は3月8日~14日の1週間になります。いまコンデジは何が売れているのでしょうか?それではランキングをみてみます。
1位 IXY 200 シルバー(キヤノン)
2位 Cyber-shot W830(ソニー)
3位 IXY 650 シルバー(キヤノン)
4位 PowerShot SX620 HS ブラック(キヤノン)
5位 PowerShot SX720 HS ブラック(キヤノン)
6位 IXY 200 レッド(キヤノン)
7位 COOLPIX W300 ブラック(ニコン)
8位 Cyber-shot WX350 ブラック DSC-WX350(B)(ソニー)
9位 VLOGCAM ZV-1 シューティンググリップキット ブラック ZV-1G(B)(ソニー)
10位 PowerShot ZOOM(キヤノン)-BCN
というわけでランキングをみてみると、ほとんど上位は廉価コンデジが占めているような感じになっていますね。ほぼ廉価コンデジ、かつ1/2.3インチセンサーを搭載しているようなカメラになっています。
それぞれ価格を見てみます。
1位 IXY 200 シルバー(キヤノン) 1万2257円
2位 Cyber-shot W830(ソニー) 1万3891円
3位 IXY 650 シルバー(キヤノン) 1万8980円
4位 PowerShot SX620 HS ブラック(キヤノン) 2万3100円
5位 PowerShot SX720 HS ブラック(キヤノン) 3万0652円-価格.comによる
このようにみると、やはり売れ筋は廉価コンデジで、しかも低倍率ズームのものが多いですね。とはいっても換算で200mmぐらいはありますので、実用上は十分です。
PowerShotなどはカメラサイズが大きいのですが、換算で600mmとか900mmとかまでの超高倍率ズームを搭載しているカメラなので、ネオイチのような使い方もできるぐらいの望遠性能があるという感じになっています。ただ、いくら手振れ補正があっても換算で300mm以上にもなると手持ち撮影というのは難しくなると思いますので、廉価コンデジに関してはあまり望遠性能を求めない方がいいのかな?とも思いますね。
新機軸の製品がランクイン
ランクインしている製品で気になるのが、ソニーのZV-1とキヤノンのPowerShot ZOOMですね。
ZV-1については動画撮影に特化したコンデジスタイルのカメラとして人気がでています。レンズ交換式のミラーレスカメラでできる同じようなことが、コンデジで廉価に実現できるということで、ビデオグラファーやYoutuberにも人気になっているようですね。そして、メインの動画はミラーレスで撮影し、サブカメラとしてZV-1を利用するといった用途にも利用されているようです。
そして、10位のPowerShot ZOOMは望遠鏡でありながら録画もできるということで、こちらも新機軸の製品として人気がでている製品です。
こちらはスポーツ観戦やバードウォッチングなどにも使える双眼鏡のような使い方もでき、そして動画の撮影も可能ということで、人気がでているようですね。
このように、これまでと異なり、何かに特化したようなカメラがランキングに入ってきていることがわかります。双眼鏡の代わりになるカメラ(しかも録画も可能)であったり、動画撮影に特化したりなど、特定の用途にピンポイントに刺さるカメラというのが売れる要素になっているようです。
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