CIPAが2020年11月のデジカメ出荷数量を発表
CIPAが2020年11月のデジカメ出荷数量について公開しています。上記で引用した画像がそのデータです。画像クリックで拡大します。引用している画像はレンズ交換式のものですが、デジカメ全体やレンズ一体型、交換レンズなどのグラフもありますので、詳細は記事元リンクからご覧ください。
CIPAによれば、2020年11月のレンズ交換式デジカメの出荷数量は残念ながら前月と同水準とはならず、若干ながら下がってしまっています。グラフをみればわかりますが、3月から8月ぐらいまでにかけては、絶望的な出荷数量になっています。それだけカメラが売れなかったということになるわけですが、その反動で10月からしばらくは高水準の販売が続くのではないか?と予想する人も多かったようですが、残念ながら高止まりすることはありませんでした。
ですが、グラフをみればわかりますが、去年とおととしも11月と12月はそもそもカメラの出荷数量が少なくなる時期で、10月と比較して11月は出荷数量が落ちるのが一般的な傾向となっているようにみえます。なので、2020年11月の出荷数量が10月の出荷数量より低くなるのは当然と考えれば、妥当な数値になっていると考えることもできますよね。このあたりはどのように判断するのか難しいところだと思います。
緊急事態宣言でさらに悪化の可能性も
2020年の1月2月の出荷数量は2019年同月とほぼ近い数量で推移していたことから、いよいよデジカメの販売台数も下げ止まりしたのかな?という印象を持っていました。ですが、新型コロナウィルスの影響で3月から8月ぐらいにかけてデジカメ市場は崩壊に近いような状況になってしまっています。
そして、本日、また1都3県に緊急事態宣言がだされる予定になっています。この緊急事態宣言もどの期間おこなわれるのかもわからない状況なので、カメラの出荷数量はまた同じように低迷する可能性が考えられそうです。さらに感染者数が下がらないと緊急事態宣言が継続したり全国に広がって、また暖かくなる季節まで継続する可能性があります。そうなると、またカメラメーカには本当に厳しい状態になる可能性があるため、どのようになってしまうのか本当に心配になりますね。
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コメント
コメント一覧 (1件)
最近のカメラは買い換える必要が無い程、性能が良くなっているので
買替え需要が減っていると思われます。
そこへ新型コロナの感染拡大がが襲いかかってきたので今年も販売減少は
続くでしょう。
カメラ業界にとって今年も試練の年となりそうです。